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※閉館※ 博物館「酢の里」 〔愛知県半田市〕

博物館「酢の里」は、リニューアルし「ミツカンミュージアム」として2015年に再オープンしました。詳しくはミツカンミュージアムのホームページでご確認ください。

以下、リニューアル工事前の訪問レポートです。

訪問日

2012年5月4日
→ 博物館「酢の里」のHPへ

名古屋からの行き方

 JR名古屋駅→(東海道本線上り 快速で17分)→大府駅→(武豊線で25分)→半田駅
 駅正面の道をまっすぐ、徒歩3分

 ※名古屋から半田へは、名鉄のほうが速くて本数も多くて便利なのですが、
  駅から少し歩くのと(約13分)、歩く道順がややわかりづらいので、
  土地勘のない方はJR利用(上記)が無難です。
  ただし、武豊線は1時間に2本です。時間に余裕を持ってお出かけください。

入館料

無料(2013年4月現在)
※自由入場日を除き要予約 詳しくは「酢の里」ホームページでご確認ください。

訪問レポート

いきなりですが、あなたのお宅のキッチンに、「お酢」、ありますよね。
無いという方、「味ぽん」ならありませんかね。

ミツカンのお酢。
どこで造っているのか、あまり意識したことはありませんでしたが、実は、ここが発祥なのだそうです。

博物館「酢の里」。
ふだんは予約制で、係の方に案内していただくスタイルなのですが、我が家で訪問したときはたまたま「自由見学」の日で、多くの見学者で賑わっていました。「自由見学」の日はホームページで告知されるので、自分のペースで見学したいなら、その日を狙っていくのも良いかもしれません。

実際に今でもお酢をつくっている工場に併設された、「日本で唯一」というお酢の博物館です。
昔ながらの製造の様子や、さらにその昔、江戸時代からのさまざまな道具、建物の様子などが展示されています。

酢をつくるにはまず米を発酵させて酒をつくり、できた酒に酢酸菌を加えてさらに発酵させるのだそうな。
前半がアルコール発酵、後半が酢酸発酵。ふむふむ。なるほど。
写真は発行の際に、菌が糸状に伸びていくところだそうです。

・・・おっと、しまった。大人の方が展示に熱中して、子供たちがちょっとふくれっ面ではないか。
でも、丁稚奉公から成長していく「三郎」くんの物語など(写真を撮り損ねてしまった。残念!)、子供にも飽きさせない展示が充実していますので、ご安心を。

酢による保存技術なくして、すしの発展はなかった、と。
にぎりずしの歴史は、酢の歴史でもあるのですね。

普通の博物館や科学館ではあまり目にすることのない「酢」を学べる博物館。知的好奇心を満たす、「ワンランク上」のお出かけ気分です。お土産もいただいて大満足。ぜひ一度お出かけくださいませ。

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