西東京いこいの森公園は、東京大学原子核研究所の跡地を整備して2005年に開園した、比較的新しい公園です。
１周600mほどのジョギングコースの周辺に、日当たりの良い草地の広場や、若いクヌギやコナラの木陰が心地良い雑木林、静かな自然観察池などがバランスよく配置され、それぞれに異なる鳥たちの姿が見られます。
練馬区内の私の自宅からこの公園まで自転車で30分ほど。十分、うろうろ日記のエリア内なのですが、なんとなく足が向かないままになっていました。正直、もっと近くにある石神井公園や善福寺公園などに比べて、あまり野鳥が集まるイメージがなかったんですよね。それが、たまたま何かのキーワードで検索したときに、ここの自然観察池が出てきまして、おっとこれは鳥さんいるんじゃないの～？って、ね。
そんなわけで、2021年4月11日、初めて行ってみたのでありました。
それでは毎度いつもの随時更新、日付順のうろうろ日記です。といってもまだ１回しか行っていないので「日付順」は看板に偽りありですけどね。よろしければ感想などいただけると嬉しいです(^o^)/
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2021年4月11日
今日の鳥見は、初めての西東京いこいの森公園です。
予備知識はほとんど無し。小さな池がある、ってぐらいしか知りません。鳥さんいるかな～？
まずはその自然観察池に行ってみましょう。
小さいけれど、明るくて静かな、いい感じの水辺ですね。
のんびりカルガモさん。
今日はこの二羽だけで、ほかに水鳥の姿は無し。なんとも穏やかな時間が流れています。
ミシシッピアカミミガメさん。
親子でしょうか。うーん繁殖していますね。どなたか知りませんが、カメさん捨てちゃだめですよ～。
次は草地の広場に行ってみましょう。
右へ左へ、ちょこまかと走り回るハクセキレイさん。
明らかにこちらを意識していますね。すぐに飛んで逃げたりせず、人間との距離を測りながら、鬼ごっこを楽しんでいるようです。私は鬼をやっているつもりはないんですけどね。
背すじをぴんと伸ばしたツグミさん。
こちらも鬼ごっこが始まります。うにゃ～もっと仲良くしてよ～。
でも向こうから見たら、人間って巨大ですよね。でかいのが何やら変なもの（カメラ）を自分に向けてくるのですから怖くないわけがない。そんな状況で撮らせていただいているのですから、あまり近づきすぎず、怖がらせずに撮りたいところですが、そう言っていると豆粒にしか写らない。むずかしいなぁ。
広場の南側には、立派なメタセコイアが並ぶ林があります。
こちらは隣の東京大学田無演習林の敷地で、柵で隔てられていくことができません。
鳥の声は盛んに聞こえてくるんですけどね。
柵の向こう側をのぞき込むと、ガビチョウさんが茂みの中で何やら熱心に探していました。
枝や落ち葉が幾重にも積み重なっていますから、その下にはきっとおいしい虫とかがいっぱいなんでしょうね。
この田無演習林、見学もできるらしいですが、残念ながら今は感染症拡大の影響で休止中。落ち着いてから、改めて行ってみることにしましょう。
さて、こちらはシジュウカラさん。
すばしっこくて、私のコンデジではなかなか追いきれません。
フレームに入ったと思っても、ピント合わせのほんの１秒ほどの間に隣の枝に飛び移ってしまったり、まったく初心者泣かせですね。ベテランさんはどうやって素敵な写真を撮っているのでしょう。
ところで、シジュウカラさんのツーピーツーピーが聞こえたら、よーく耳をすませば結構な確率で「ギーゥ」って感じの特徴的なコゲラさんの鳴き声が聞こえてきます。混群っていうんですか？どういう訳か仲良しですよね。
その声の主を探してみたら、やっぱりいました。コゲラさんです。
ピンボケなのはご容赦を。いっぱい撮ったけど良いのがこれしかなかったので…。
木の幹に吸いついたように、すいすーいっと登っていきます。垂直どころか、こんな鋭角の壁も何のその。
なんでそんなことができるのか、万有引力の法則に反しているんじゃないかとさえ思ってしまいますが、よほどこの足が強くて器用なんでしょうね。
最後は見事な八重桜。
ソメイヨシノはすっかり葉桜ですが、まだまだ花盛りですね。
本日はこれにておしまい。楽しかった～。
西東京いこいの森公園への行き方
西東京いこいの森公園には、西武池袋線ひばりヶ丘駅の南口から西武バス「境03 武蔵境駅（谷戸経由）」行きに乗って5分ほどの「谷戸小学校」で降りてください。
※「境04 武蔵境駅（団地経由）」は谷戸小学校を通りませんのでご注意を。
谷戸小学校で降りれば、西東京いこいの森公園は目の前です。
なお、ひばりヶ丘駅から歩いても20分ほどです。
駅南口正面の道をまっすぐ進み「谷戸小学校」バス停のところで右に曲がれば公園です。
