2021年4月18日早朝。
この日は落合川での鳥見を早めに切り上げて、さてもう1か所どこかに行ってみようかな、と。
Google Mapsで「野鳥」で検索して「距離順」でソートすると、小金井公園とか西東京いこいの森公園とか馴染みの鳥見スポットが並ぶ中で、4~5番目ぐらいに「清瀬金山調節池」が出てきました。ん?ここ知らないぞ?
いまいる場所から4.4km。自転車ならすぐですね。よし、行ってみましょうか。
というわけで、何があるかも知らずに行ってみた清瀬金山調整池ですが、お隣の清瀬金山緑地公園と合わせて、なかなか充実した鳥見が楽しめました。柳瀬川を往来するカワセミに、池の葦陰で遊ぶカルガモの子供たち、雑木林から聞こえるシジュウカラたちの歌い声。いやこれは楽しいですよ。またまた定番のうろうろ先が増えてしまうではないですか。いやぁ来週末はどこにお出かけしようか迷ってしまいますね。
それでは毎度いつもの随時更新、日付順のうろうろ日記です。よろしければ感想などいただけると嬉しいです(^o^)/
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● 清瀬金山緑地公園への行き方
2021年4月18日
今日の鳥見は、初めての清瀬金山緑地公園です。
公園内の池で羽を休める鴨たち。
春の朝、穏やかな時間が流れています。
カルガモさん親子。
10羽きょうだいの春。大きくなれよ~♪
陸に上がったところを、アップでもう1枚。
かわいさ爆発~もう悶絶ですね。いましか撮れない、貴重な1枚でありました。
鴨っ子たちのすぐそばで、ミシシッピアカミミガメさんが、池の主のごとくわがもの顔。
これは相当な数が棲んでいるようですぞ。
帰ってから調べたら、ちょうど1年前にテレビ東京の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」でかいぼりをやったそうですね。
その成果か、池そのものは清潔感があって好印象でしたけど、外来種の繁殖は止まっていませんね~(汗
外来種といえば、こちらも存在感たっぷりのワカケホンセイインコさん。
練馬でも清瀬でも西東京でも、行く先々で大きな声で飛び回っているのを見かけます。
元々インド原産だそうですけど、日本の気候にもすっかり適応してしまったようですね。
おさかな、つかまえた~♪
結構でかいけど、飲み込めるんでしょうかね。ちょっと欲張ったかな。
公園の隣を流れる柳瀬川の岸辺には、ちょうどよい感じの疎らな木立、それに巣穴を掘るのに良さそうな、コンクリで固められていない斜面もあって、カワセミさんには棲みやすそうな環境です。
さて、清瀬金山緑地公園を出て、東側に隣接する清瀬金山調節池にやってまいりました。
穏やかな水面、魅力的な茂み。
これは鳥さんいるでしょう。もう期待感しかありません。
何度も何度でも。
飽きずに水に潜るカイツブリさん。
よほど美味しいものがたくさんあるんでしょうね。
それにしても、水面でゆらゆらゆらめく葦陰を見ていると目がまわりそう…。
ダイサギさん。ごめん、怒ってる?
遠くからカメラ向けただけなんだけど。
プライバシーの侵害であるっ!とか抗議された気がする…。
でも逃げないんですね。強気。
謎の球体…
ではなくてコガモさん夫婦。
サントリーさんの日本の鳥百科によると、コガモさんは越冬地の日本でつがいになるけれど、卵を産んで子育てするのは北の大地に帰った後なのだとか。コガモの子ガモ(笑)が見られないのは残念ですね。
葦の茂みにアオジさん。
ちょっと警戒されてしまったようで、しばらく粘ったのですが、撮りやすいところには出てきてくれませんでした。
明治神宮のアオジさんは好奇心が強くて足元まで出てきてくれましたが、同じアオジさんでも住んでいる場所によって性格が違うのですね。
先ほどの10羽きょうだいは緑地公園の方でしたが、調整池でもカルガモ母さんが子育て中でした。
探せばまだまだいそうですね。
いやぁ思いがけず楽しかった。また行こう。
2021年6月27日
6月終わりの清瀬金山。
梅雨の合間、すっきり青空…とまではいきませんが、この時期にしてはまずまずの鳥見日和です。
いつもは端正な姿のダイサギさんですが、何やら今日は乱れておりますなぁ。
シロクジャクにでもなってみたい気分だったんでしょうか。
カルガモさん。すぐ後ろからカメラを向けても、お構いなしです。
そのあたり、おいしいものがいっぱいなのかな。
2021年8月22日
調節池にある中の島。
この場所にはたいてい、ダイサギさん、コサギさん、アオサギさんの誰かがとまっています。
早い者勝ちなんですかね。今日はアオサギさんでした。
柳瀬川を上流に向かって歩いていくと、私の姿に驚いたのか、河原にいたアオサギさんが翔び立ちました。
でも、50mぐらい飛んで、降りた先は私の進む方向。
私が近づくと、また飛んで逃げて、また50m先に降りて、また私が近づいて、また飛んで逃げて。
その繰り返し。私はただ川辺を歩いているだけなんですけど。
これじゃ何だかいじめてるみたいじゃないですかっっ!
4~5回繰り返して、やっと違う方向に逃げてくれました。やれやれ。
ザリガニをキャッチした若アオサギさん。
今日はアオサギさんばっかりの一日でした。
2021年8月29日
8月最後の週末。ゆく夏を惜しむ気持ちで清瀬金山へ。
鳥さんいるかな~。
いや、きみじゃないんだけど。
といいつつカメラを向けてしまうのでありました。
樹上のダイサギさん。
いつ見ても、この首の曲がり方は不思議ですよね。
どこにどう力を入れれば、こんなふうにぐにゃっと曲がるんだか。
妖怪のろくろっ首とか、最初に考えた人は鷺のこういう姿に着想を得たんですかね。
ちょっと遠目で画像が粗いんですけど、イソシギ さんでしょうかね。
わたくし的にはお初です。はじめまして~。
イソシギのイソって、磯のことだと思うんですけど、海からこんなに離れた川辺でも見られるんですね。
まだまだ残暑。
アオサギさんもカワウさんも気持ちよさそうですね。
私も仲間に入りたい~
2021年
ここからはTwitter連携でまいります。読み込みに時間がかかるかもしれませんがご容赦くださいませ。
2022年
[PR]清瀬金山緑地公園への行き方
私は自宅から自転車で行ったのですが(家から約13km)、JR武蔵野線の東所沢駅からお散歩圏内なのですね。
道順は地図を見てください。改札を出て、駅前の通りを左、次の信号を左、次の角を右です。
畑の中の道を進んでいくと、やがて下り坂になり、突き当りを右に曲がるとすぐに柳瀬川の河畔に出ます。
あとは、川下に向かって歩いていけば清瀬金山緑地公園。駅から歩いて20分ほどです。
清瀬金山調節池は、川沿いに清瀬金山緑地公園を通り抜けた先です。
なお、西武池袋線の清瀬駅からバスでも行けます。
清瀬駅北口から「台田団地」行き(2系統ありますがどちらもOK)で6分の「下田」で降りてください。
バスの進行方向と逆に進み、100mほど先の「金山公園入口」信号を右折、橋を渡れば清瀬金山緑地公園です。
バス停から公園まで、歩いて5分ほどです。