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予想ルート「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 第17弾 岩手県・宮古→新潟県・瀬波温泉」正解は…?

ばす三丁目

ばす三丁目

2021年10月9日18時30分からのテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 第17弾 岩手県・宮古→新潟県・瀬波温泉」。
出演者がネット利用なしに頑張るところ、こちらは気楽なものでWebで事前に調べてルートを予想してみました。
毎度のことながら、既に放送日直前。この記事の賞味期間はたった数日しかありませんが、さて、予想どおりに行きますやら。

あらかじめお断りしておきますが、こちらは「正解ルート」を研究して解説する記事ではございません。
あくまで野次馬的に、あっち行くかな、こっち行くかな、と予想して楽しむ、自己満足の駄文でございます。
その点お間違いなく。正解を知りたい方はタビリスさんがいつも研究してくださっていますから、そちらへどうぞ。

10月5日現在、番組予告の中に「チェックポイントがある」という情報は見当たりませんので、久しぶりに起点から終点まで自由にルートを探すべし、という回になるんでしょうか。以下、そのつもりで予想しております。放送当日、チェックポイントはここ!なんて発表されたら泣いちゃいますけどね。

今回、奥羽山脈と出羽山地という、2つの巨大な山塊が立ちはだかります。その山を越える道は、国道だけでもそれぞれ7~8本ありますが、田中・羽田コンビはどの道を選ぶでしょうか。あれこれ考えましたが、1つに絞れませんでしたので、

の2パターンで予想してみました。さてさて、どうなりますやら。

前回同様、全て平日ロケを前提に予想しています。
特定曜日だけ運行のバス(金曜運転とか)も、予想からは除外しています。
休日が入ると、さらなる修羅場は確実。避けてあげてほしいな~。

それでは以下、私の予想です。そんなの見たくない~という方はここで離脱してくださいませ(汗)

【予想A】硬派に山越え。愚直に歩こう、超ハードな4日間

1日目

宮古駅12:05 発 岩手県北バス
盛岡バスセンター14:02 着
14:45 発 岩手県交通
日詰駅前15:38 着
16:15 発 岩手県交通
犬渕16:24 着
(16:30 発)徒歩1.8km 地図表示
志和口(17:00 着)
17:10 発 岩手県交通
北上駅前18:23 着
18:30 発 岩手県交通
金ヶ崎高校前18:52 着
19:20 発 岩手県交通
水沢駅前19:40 着

旅の出発地は、岩手県の宮古駅。
スタート時間はわかりませんが、朝9時スタートで予想を始めることにしましょうかね。

宮古からは海岸沿いに南下するか、日本海を目指して内陸に向かうか。
早速、運命を分けそうな分岐点ですが、ここは交通の便が良さそうな盛岡に向かうものと予想します。

宮古から盛岡へは、以前のバス旅でも使われていた「106特急」ですね。2021年4月から宮古盛岡横断道経由の「特急」と、旧道経由の「急行」に系統分割されたのですが、さて、この「特急」は番組的には高速バス扱いになるのでしょうか?

宮古盛岡横断道は無料の高規格道路なので「高速ではない」のですが、YouTubeに投稿されている走行動画 など見ると、道路標識が緑色だったりして「見た目、高速っぽい」ので、ここでは念のため、この道を通る「特急」の利用を避けて予想することにします。

旧道経由の「急行」は…あらら9時台~11時台は無くて、次は12:05発ですか。いきなり3時間待ちですね。やっぱり海岸沿いに行こう!ってな話になるかもしれませんが、海岸ルートは以前、第7弾で苦労していますので、待ってでも盛岡に行くとの結論を予想しました。

ちなみに「特急」OKなら宮古発9:45があり、これに乗れば盛岡にはこの予想より3時間早く着きますので、日程に余裕ができますね。まぁ、ここは「悪い方」に予想を倒して進めましょう。

盛岡からは「どこで奥羽山脈を越えるか」が問題になります。ロケ日によっては、季節運行のバスを使った「盛岡-八幡平頂上-田沢湖」という乗り継ぎで、歩かず楽々山越えできてしまうルートもありますが、「いったん北へ向かう」このルートは田中・羽田コンビの眼中に入ってこないものと予想します。そうすると、なるべく歩く距離が短くて済むルートを探しながら南下していくことになるでしょう。

奥羽山脈越えの道は、盛岡からのR46(国道46号線。以下、国道xx号線をRxxと表記します)、北上からのR107、水沢からのR397などがありますが、いずれも長距離の歩きを要するので、田中・羽田コンビは回避を繰り返し、南下を続けるのではないでしょうか。

そうしているうちに日が暮れて、1日目は水沢泊と予想しました。

2日目

水沢の宿で、どこで山を越えるのがよいか、おそらく羽田さんが研究するでしょうね。
どうやら一関からは、岩手-秋田の県境にある須川温泉までバス路線があるようだ、須川温泉の先は下りだから、ここを頑張って歩こう…。

そんな結論になると予想してみました。

水沢駅前7:10 発 岩手県交通
イオン前沢店7:48 着
7:55 発 岩手県交通
一関駅前8:35 着
9:00 発 岩手県交通
須川温泉10:34 着
(10:40発) 徒歩17.5km 地図表示
小安温泉(15:05着) 岩手県→秋田県 県境越え
17:00 発 羽後交通
湯沢営業所17:57 着

一関には8:35着。須川温泉行きのバスは1日にわずか2本ですが、次のバスは25分後。なんという幸運でしょうか。

県境の須川温泉に着いても、秋田県側にバスは来ていません。
いちばん近いバス停は、17.5km先の小安温泉。
ひたすら下りです。頑張って歩きましょう。そろそろ田中さんの愚痴が出てきそうです。

小安温泉からは、14:55発のバスがあるのですが、これには間に合わないと予想。直後に着いて残念がる一行の姿がクローズアップされそうですね。
待ち時間で温泉に日帰り入浴すれば、メンバーのご機嫌も良くなるんじゃないですかね。17:00発の終バスに乗って、この日は湯沢泊まりになりそうです。

3日目

湯沢営業所6:50 発 羽後交通
横堀駅前7:20 着
(7:21発)徒歩13.1km 地図表示
及位駅(10:39着) 秋田県→山形県 県境越え
10:40 発 真室川町営バス
真室川駅前11:24 着
11:45 発 真室川町営バス
高坂12:09 着
(12:10発) 徒歩14.6km 地図表示
南ノ前田(15:38着)
15:39 発 ぐるっとバス
八幡総合支所前15:57 着
16:50 発 庄内交通
酒田駅前17:19 着
18:36 発 庄内交通
イオンモール三川19:18 着
19:40 発 庄内交通
鶴岡駅前20:10 着

さて、魔の3日目。この予想が当たれば、文字通り「魔」の1日になります

太川・蛭子コンビの第15弾(米沢ー大間)でもあったように、秋田-山形県境はバスがつながりません。
昨日の疲れが残る中、朝から頑張って歩くことになりますが、実は及位駅からの10:40発に間に合うには、横堀駅からの13.5kmを平均時速3.93kmで歩き切る必要があります。峠に向かった上り坂が続くとはいえ、無理なスピードではありませんが、安易に休憩したりせずに歩きとおせるかどうか。

間に合ったとして、その次、真室川からはどうするでしょうかね。
選択肢としては、「金山」または「鮭川」を経由して、このあたりで一番バス路線が集まっていそうな「新庄」に向かうか、R344で出羽山地を越えて、日本海側の「酒田」を目指すか。

R344は途中の高坂でバス路線が途切れ、15km近い歩きになります。それは、たぶん真室川にいる彼らも情報を得るでしょう。勝手な妄想ですが、新庄に出て情報を集めようという田中さんと、歩いてでも早く日本海に出るべきだという羽田さんとに意見が分かれて、羽田さんが押し切るのではないかと。

ちなみに11:35のバスで鮭川に向かうと、新庄から東根と乗り継いで、後ほどご紹介する【予想B】のルートに合流します。こちらでもゴールは可能。むしろその方が楽。まぁ選ばなかったとして結果論ですけどね(笑)

さて真室川に話を戻しまして、町営バスで15分、高坂からはまたしても14.6kmの歩きとなります。
昨日と今日とで、合計45.6kmの歩き。そりゃあ無理だろう…といっても歩かなければゴールできませんから、歩いてもらうしかありません。
しかも、またしても平均時速4.17kmで歩かなければ、次の南ノ前田からのバスに間に合わないという鬼の乗り継ぎ。もうちょっと楽な乗り継ぎルートが見つけてくれればいいんですけどね。

4日目

鶴岡駅前11:08 発 庄内交通
温海庁舎前12:14 着
(12:15 発) 徒歩13.7km 地図表示
府屋中町(15:40 着) 山形県→新潟県 県境越え
16:36 発 新潟交通観光バス
北中17:02 着
17:03 発 新潟交通観光バス
村上駅17:58 着
18:43 発 新潟交通観光バス
瀬波温泉18:54 着 ゴール!

鶴岡から海岸沿いに南へ向かうバスは、始発がなんと11時過ぎ。
最終日、まだ先は長いのに。それまでやきもきしながら過ごすことになりそうですね。

最後の山場は温海庁舎前。9km先の鼠ヶ関まで路線がつながるのですが、次の便は3時間半待ち。実は、ここで動かずに待ってしまうとゴール失敗が確定です。待たずに歩く決断ができるかどうか。

鼠ヶ関まで歩いても、その先にバスはありません。羽田さんの嘆きが目に浮かびます。なのでさらに4km、合わせて13km先の府屋中町までの長距離歩き。もう体力の限界でしょうね。

途中の北中では乗り換え時間が1分ですが、互いに一日数本しかないバスの接続、待たずに発車してしまうなんてことは無いと思いたいですね。番組的には「果たして間に合うか!」と大いに煽るでしょうが(笑)

北中から村上行きに乗れればもう安心です。村上駅で乗り継いで、夕暮れの瀬波温泉に18:54に到着。おめでとう!となると予想しましたが、さてさていかがでしょうか。
歩行距離は4日間トータルで恐怖の60km超え。グレートトラバースじゃないんだから…。

そういえば、タナカヨウジさんって、グレートトラバースのタナカヨウキさんと1文字しか違いませんね。
いや、だから何、って言われると辛いんですけど。
脱線しました。失礼。次にまいりましょう。

【予想B】易きに流され、気がつきゃ仙台。あ、あれ…?

【予想A】では、一関で覚悟を決めて峠越えに挑むと予想しましたが、やっぱり歩くのは嫌!と、さらに南へと向かってしまうパターンも考えられます。そうするとどうなるのか、こちらも予想してみましょう。

【追記】
Twitterでのご指摘によると、以下、私の予想ルート(予想B)はルール上、NGなのだそうです。
詳しくは 答え合わせ に書きましたのでご参照ください。
(予想内容は削除せず残させていただきます)

1日目

宮古駅12:05
(中略)
水沢駅前19:40

初日は【予想A】と同じです。

2日目

水沢駅前7:10 発 岩手県交通
イオン前沢店7:48 着
7:55 発 岩手県交通
一関駅前8:35 着
11:40 発 栗原市民バス
築館12:44 着 岩手県→宮城県 県境越え
14:10 発 栗原市民バス
古川駅前15:06 着
18:36 発 大崎市民バス
大衡村役場前19:23 着

一関駅前までは【予想A】と同じ。ここで歩く覚悟を決められなかった場合、歩かずに済むルートを探し求めて、築館・古川へと乗り継ぎを進めることになるでしょう

古川からはR47、R347で山越えを目指すことも考えられますが、ここまで南下してきて仙台が視野に入ってきていますから、ここでも山越えは決断できないだろうと予想。そうすると、さらなる南下はJR東北本線の鹿島台駅か、大衡村役場かの2択。鹿島台行きは20分待ちと好接続ですが、このルートは第7弾で経験があり、結構歩かされた記憶が田中・羽田コンビにはあるでしょうから、3時間半待ちとはなりますが、あえて大衡村を目指すと予想しました。

で、大衡村役場前で乗り継げるバスが無くて、この日は終了。この予想が当たった場合、近くに泊まれるところがなさそうですので、少し離れたホテルなどに電話で宿交渉して送迎を頼むことになりそうですね。

3日目

大衡村役場前7:51 発 万葉バス
大和町バスターミナル8:18 着
9:04 発 宮城交通
泉中央駅9:38 着
10:07 発 宮城交通
仙台駅前10:40 着
11:05 発 山形交通
さくらんぼ東根駅前12:13 着 宮城県→山形県 県境越え
13:07 発 山形交通
天童駅前13:23 着
13:45 発 山形交通
山交ビルバスターミナル14:32 着
16:00 発 新潟交通(高速バスの下道利用)
【放送後追記】Twitterでのご指摘によると、このバスに乗るのははルール上、NGなのだそうです。詳しくは 答え合わせ に書きましたのでご参照ください。
下関18:28 着 山形県→新潟県 県境越え

盛岡からここまで、峠越えを回避し続けて、とうとう仙台まで来てしまいました。
仙台から山形県といえば、太川・蛭子コンビの最終回でも使われた新庄行き特急バスですよね。
このバスに乗り換えて、あっさり奥羽山脈クリア。逃げ続けた甲斐がありました(笑)

この日は、それだけでは終わらないのであります。

山形駅近くの山交ビルバスターミナルに着いたら、新潟県に向かいたい、と案内所で相談することになりますよね。
路線バスはつながっていません、いやそこを何とか、などといつもの押し問答をしているうちに、そういえば高速バスの下道利用もOKなんですよね、それなら新潟県との県境の先まで下道だけで行けますよ、なんて話になるのではないかと。

16時発の新潟行き最終便にも間に合って、出羽山地もらくらくクリア。
こんな楽な3日目があって良いのでしょうか!(笑)

高速に乗る手前、下関でバスを降りれば、ゴールの瀬波温泉はもう目と鼻の先ですが、終バスが出てしまっているので、この日はここでおしまい。近くの温泉宿で、勝利を確信して祝杯をあげる田中・羽田コンビが見られるでしょうかね。

4日目

下関営業所7:23 発 新潟交通観光バス
村上駅前8:04 着
8:27 発 新潟交通観光バス
瀬波温泉前8:38 着 ゴール!

そんでもって、下関営業所から始発のバスに乗りまして、なんとまぁ朝8時半に瀬波温泉にゴールしてしまいました。めでたしめでたし。ゆっくり温泉に浸かって帰りましょうかね。

いやぁ凄いですね。予想Aとは全く対照的に、トータル2kmしか歩いておりません
そんなバス旅も、たまには見てみたいかな。楽しく答え合わせしながら9日の放送を見たいと思います。
ワガママ言わせていただくと、ブラタモリと放送時間がかぶるの、勘弁してほしいんですけどね…。

お読みいただきありがとうございました。
以下、放送後の追記です。

答え合わせ

それでは答え合わせしてまいりましょう。
この先、ネタバレになりますので、見たくない人は離脱してくださいませ。

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答え合わせの前に、ひとつ、大きな誤認識がございましたのでご報告いたします。
Twitterでのご指摘によると、予想Bで劇的なゴールを予想した大前提の高速バス「山形-新潟線」の下道利用は、この高速バスが「予約制」のため使用不可なのだそうです。

予約制はNG、は認識していたのですが、それは予約が必要なコミュニティバス(デマンド型など)は不可、という話だと思い込んでいました。でも、確かに「予約制のコミュニティバスはNG」ではなく単に「予約制はNG」であれば、予約制の高速バスもNGですよね。いやぁ、なかなか恥ずかしい間違いをしてしまいました。

なお、冒頭に書きましたとおり、 こちらは「正解ルート」を研究して解説する記事ではなく、あくまで野次馬的に、あっち行くかな、こっち行くかな、と予想して楽しむ、自己満足の駄文ですので、事前に楽しく予想した「予想B」も削除せずそのままにさせていただきます。

【10/11追記】
…と、上のように書きましたら、「実は宮古⇒盛岡の二階建てバスも「要予約」」なんですけどね、ってコメントをいただいてしまいました(コメント下さった「おじいさん」さん、ありがとうございます)。

岩手県北バスのHPを見てみたら… 本当だ、「要予約」の欄に「盛岡~宮古間の二階建てバス『盛宮106特急』」って書いてある。初っ端から予約制に乗ってるじゃない(笑)

まぁ「予約制はダメ」ってルールは、あまり厳格には運用していないのでしょうかね。現実に目の前にとまったバスが「予約制か否か」など毎回確認しませんからね。 古川駅でJRバスの運転手さんから仙台-新庄のバスの情報を入手した時に、それが予約制かどうかを気にする様子がありましたので、ルールとしては確かにあるのでしょう。

私の予想からは、次回以降「予約制」のバスは、原則としては外すようにします。でも、「ここは予約制だけど乗っちゃうかも~」っていうのも予想のうちですよね。あまり厳密なルールを求めても楽しくないですから、その辺はご容赦を。

先ほど放送を見終わったところですが、残念、ゴールできませんでしたね。
予想Aと予想Bを組み合わせたような結果になりました。「予想Aのルートを途中で離れ、予想Bのルートに合流する」可能性は想定していましたが、逆に「予想B→予想Aに合流」になるとは思いもしませんでした。

それでは1日ずつ振り返ってまいりましょう。

1日目

宮古からは、あっさり8:50発の特急に乗りましたね。まぁ実際、高速バスではないのですから(予想では「ひょっとして」ということで特急の利用を避けましたが)、これで当然でしょうかね。おかげで盛岡には私の予想よりも3時間55分も早く着きました。

盛岡からは、R46での奥羽山脈越えは回避、八幡平経由は話題にも出ず、というのは予想通りでしたね。その先の乗り継ぎも順調。予想を超えて一関まで行けたのは、盛岡までの4時間弱の貯金のおかげでしたね。

2日目

一関からの須川温泉ルートは情報を得たものの、あっさり諦めましたね。県境ぎりぎりまで行けるのは魅力ではないかと思っていたのですが、その先どれぐらいの歩きになるのか、見当がつかなかったのでしょうね。

その先は予想Bのルートを半日の前倒しで爆走、その日のうちに仙台を経て新庄行き「48ライナー」にまで乗れたのは会心の乗り継ぎでした。

山形市へ向かわない理由を、羽田さんが
「新庄からだと市とか村とかの境が多くない」
「山形に行こうとすると、市とか町の境が増えるので、接続しないところが増えるんじゃないか」
と説明していたのは、なかなか面白い観点でした。結果論では、新庄から先、市町村の境が少ないからといって、楽な乗り継ぎにはなりませんでしたが…。

3日目

新庄から鮭川を経て真室川。あれあれ、私の予想Aに合流してしまいました。
盛岡では私の予想に比べて4時間の貯金がありましたが、使い果たしてしまいましたね。

青沢(南ノ前田)からの15:39のバスは間に合いませんでしたね。 途中の休憩がなければ間に合ったかもしれませんが、かなり暑かったようですし、倒れこむほど足にダメージが来ていたようですので仕方ないですね。

おそらく全員疲労困憊の中、終バスを逃した八幡総合支所から、酒田までの11kmを歩いたのは意外でした。どういう心理状況だったんでしょうね。そこまで切羽詰まっていたようには見えなかったのですが。

八幡で泊まり、翌朝一番のバスで酒田に向かった場合、乗り継ぎが悪く鶴岡発11:08発のあつみ温泉行バスを逃すことになるので、前夜のうちに酒田まで歩いたのは隠れたファインプレーではあるのですが、特にいつもならなんとか歩かずに済まそうとする田中さんが、愚痴りながらも頑強には抵抗しなかったのが、なんだかちょっと新鮮でした。

4日目

予想Aで「ここで動かずに待ってしまうとゴール失敗が確定です。待たずに歩く決断ができるかどうか」と書いたあつみ温泉(予想では温海庁舎前)。いやぁ、まさにこの決断を迫られてしまいましたね。

「バス旅なんだから、バスに乗ることに賭けてみようよ。バス旅がしたい!」は田中要次さんらしい決めゼリフでしたが、ここまでの歩きで、足に相当なダメージが来ていたのでしょうね。歩きを回避したのもやむを得ない状況だったのでしょう。

エンディング、瀬波温泉の夕暮れで締めてほしかったですね。残念!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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