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安房国には、一宮を名乗る神社が安房神社と洲崎神社の2つあります。
いずれも千葉県館山市内にあり、お互いの距離は直線で9kmほどです。歩いて巡るにはちょっと遠いですが、うまく路線バスを使えば続けて二社参拝も十分可能です。事前に計画を立てたうえで、ぐるっと一巡りしてまいりましょう。
洲崎神社の最寄駅は、JR内房線の館山駅です。
東京方面からは、東京駅や新宿駅から出ている高速バスを使うのが、電車で行くより早くて、本数も多いので便利です。
休日は満席になることも多いので、事前予約をおすすめします(仲介サイトを使うより、JRバスが運営する高速バスネットで予約する方が、ネット割引が使えてお得です)。
以下、洲崎神社→安房神社と巡拝するプランにてご説明します。
なお、洲崎神社から安房神社への路線バスは本数が少ないので(2023年6月現在、1日3本のみ →時刻表)まずこの3本のうちどれに乗るかを決めて、それから前後の計画を立てるのがおすすめです。
館山駅から洲崎神社へ
館山駅からは、JRバスの「相の浜」行き、「平砂浦海岸」行き、「伊戸漁港」行きのいずれかに乗ります。全部合わせて概ね1時間に1本程度です(→時刻表)。
30分ほど乗って「洲の崎神社前」で下車します。
そのまま進行方向(バスの走り去った方向)に80m(1分)進み、左折する道が洲崎神社の参道です。本殿までは約150段の石段になりますので、頑張って上りましょう。
洲崎神社から安房神社へ
【追記:必ずお読みください】 以下「洲の崎神社前」バス停から「相の浜行き」のバスで安房神社に向かうルートをご紹介しておりましたが、このバスが2022年3月31日限りで廃止されてしまいました。 このため、洲崎神社から安房神社に向かうには、いったん館山駅まで戻るか、若しくは「千里の風」行きバスに乗り、終点の「千里の風」バス停から安房神社まで歩く(約2km)必要がございます。 「千里の風」行きのバスはたいへん少ない(2024年10月現在、1日あたり平日3本、土休日4本のみ)ですので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください(→時刻表)。 これ以降の記述は後日修正させていただきますが、とりいそぎ以上お知らせしますので、お出かけの際は十分ご注意ください。 |
先ほど降りた「洲の崎神社前」バス停まで戻り、「相の浜」行きに乗って(季節によっては「安房白浜」行きもあるので、これに乗ってもOKです)終点の「相の浜」まで行きます。
前述のように、この区間はバスの本数が少ない(2023年6月現在「洲の崎神社前」バス停発11:18、12:18、13:18の1日3本のみ)ので、必ず最新の時刻表を確認して、最終のバスに乗り遅れないようにご注意ください。
「相の浜」バス停から安房神社への道順は以下のとおりです(歩いて12分ほどです)。
- 地図の「ふれあいショップ平砂浦」が「相の浜」バス停の場所です。
バスを降りたら、正面に「←館山野鳥の森」の案内看板があるので、矢印の方向に進みます。 - 次に右折できる角(130m先)を右折します(住宅地へ入る小道です)。
- 次の十字路(100m先)を左折します。
- 350m先の右側に鳥居がありますので、くぐって進めば安房神社に到着です。
安房神社から館山駅へ
お帰りの、安房神社から館山駅への行き方は次のとおりです。
- 先ほどの鳥居まで戻り、そのまま直進します。
- 鳥居から6~7分(400m)でバス通り(国道410号)に突き当たります。
ここを右折すれば、1分(70m)で「安房神社前」バス停に到着です。 - 安房神社前から館山駅へは、バスで約20分(一部のバスは遠回りするので約35分)です。本数は概ね1時間に1本程度です(→時刻表)。
なお、本数が少ないのですが、館山駅で乗り換えなしにそのまま「なのはな号」として東京駅まで直通する便もあります(→なのはな号の時刻表で「安房神戸経由」と表示されているバスです)。狙って乗れれば楽々ですね。【追記】2024/4/8 なのはな号のダイヤ改正により、安房神社前から東京駅まで乗り換えなしに帰れるバスは消滅しました。今後はどの便を使っても館山駅で乗り換えが必要です。直通便は便利だっただけに少々残念ですね。
ご紹介は以上です。それでは、よい旅を!
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