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予想ルート「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 第16弾 岡山県・後楽園→山口県・錦帯橋」正解は…?

ばす三丁目

ばす三丁目

2021年6月5日18時30分からのテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 第16弾 岡山県・後楽園→山口県・錦帯橋」。
出演者がネット利用なしに頑張るところ、こちらは気楽なものでWebで事前に調べてルートを予想してみました。
既に放送日直前。この記事の賞味期間はたった数日しかありませんが、さて、予想どおりに行きますやら。

出発地は岡山市、後楽園。
ここから第一チェックポイントの「尾道」、第二チェックポイントの「出雲大社」を経由して、山口県岩国市の「錦帯橋」を目指します。
中国山地を2回横断、またしても相当な難コースではないでしょうか。

正直、4日間でゴールできるルートを見つけるのにかなり苦戦しました。
ネットで調べるという手段を封じられている田中・羽田コンビには、相当酷な設定に思えるのですが。
番組スタッフ、鬼ですね。次回また引退を賭けさせるために今回は失敗前提か?そんな穿った見方もしてしまいます…。

ただ、私の予想ルート通りに行けば、歩きは今回、4日間トータルでわずか9km弱なんですね。なんて出演者思いのスタッフなんでしょう(サッキトイッテイルコトガチガウゾ^o^;;;
たまにはそんな楽してくれてもいいじゃない、という気もしますが、さてさてそううまくいきますやら。

ロケがいつ行われたかがわからないので、予想は全て平日時刻で立てました。
土曜・休日が入るとさらに厳しくなりますが、これまでも結構、休日ロケやっているんですよね…。

それでは以下、私の予想です。そんなの見たくない~という方はここで離脱してくださいませ(汗)

1日目

さて、まずは初日。
何時にスタートかがわからないので、最初っから大外ししてしまう可能性もありますが、まぁ10時より遅いってことはないでしょう、というわけでスタートは後楽園前10:10発の岡電バスにしてみます。
岡山市の路線バスの拠点といえば天満屋バスセンターか岡山駅の二択ですが、ここはどちらを選んでもその後の展開に大きな影響は無さそうです。

後楽園前10:10発岡電バス(2023/4/6リンク更新)
天満屋バスセンター10:17着
10:41発両備バス
倉敷駅11:40着
12:10発両備バス
倉敷芸術科学大学12:43着
12:50発両備バス
新倉敷駅13:02着
14:40発井笠バス
寄島総合支所前15:19着
16:17発寄島タクシー
里庄駅16:31着
(16:40発)(徒歩5km)
笠岡駅(17:55着)
18:15発井笠バス
井原駅18:42着

岡山-倉敷はバスの本数が少ないのですが、ちょうどよい時間に直通のバスがありました。
直通を捕まえられなくても、途中の中庄駅で乗り継げば倉敷には行けます。
倉敷-新倉敷も、ちょっと回り道ですが倉敷芸術科学大学で乗り継げば問題ありません。

問題は、その先。
新倉敷-笠岡はバス路線が繋がっておらず、どこかで歩きを挟む必要がありそうです。
ここでは寄島総合支所前で乗り継いで、里庄駅に向かうプランを予想してみました。

里庄はJR山陽本線、笠岡の1つ手前の駅ですね。
ここからは乗り継げるバスがないので、隣駅の笠岡を目指して歩くことになるでしょう。
笠岡までの徒歩経路の後半はバス路線もあるのですが、本数が少なくてとっても不便。途中、「今井入口」か「富岡」のバス停を見つけて喜ぶけれど、1日1本しかない時刻表を見て崩れ落ちる…なんてシーンがあるのではないかと。そんな予想もしてみましたがどうでしょうかね。

で、5km歩いて着いた笠岡駅。
県境の先、福山行きの路線を見つけるも、既に終バスが出た後。
予想としては、「井原に行けば福山行きに乗り継げるよ」ってな情報を入手して井原に向かうも、結局、井原でも福山行き最終に間に合わずに1日目は井原泊、岡山県から出られなかったよ、愕然…という1日目終了でしょうかね。合掌。

〔参考〕
里庄-笠岡の歩きを頑張って、1本前の井原行き(笠岡発17:45)に間に合えば、その日のうちに福山まで行けますね。頑張りを見せてくれるかなぁ…。

2日目

井原駅6:38発井笠バス
福山駅7:32着岡山県→広島県 県境越え
9:30発トモテツバス
尾道駅10:17着第一チェックポイント
11:50発中国バス
甲山12:57着
13:00発中国バス
三次駅14:09着
16:42発備北交通
赤名駅17:30着広島県→島根県 県境越え
17:37発飯南町営バス
飯南病院18:06着

2日目は始発に乗って、福山で乗り継げば第一チェックポイントの尾道
尾道の街のどこにチェックポイントが設定されているのかが不明ですが、乗り継ぎに1時間半以上あるので、よっぽど変な場所でなければ大丈夫でしょう。

尾道から、次は第二チェックポイントの出雲大社を目指すことになりますが、北へ向かう甲山→三次というルートは、よっぽど焦って見落としたりしなければ、比較的簡単に見つかるのではないでしょうかね。

三次からは、廃止されたJR三江線代替バスを乗り継いで北西の江津を目指したくなるところですが、これはかなりの遠回りになるのでNG。ほぼ真っすぐ北へ、赤名、飯南病院、出雲須佐と乗り継いで、出雲市駅へと出るルートがあるのですが、これを見つけられるかどうか。
三次駅前の備北交通の案内所で相談することになるのでしょうが、ここで出雲市までつながる情報を得られるかが、全体の成否の分かれ道にもなりそうですね。

バスは県境を越えて島根県へ。私の計算では、飯南病院まで進んだところで乗り継げるバスがなくなりそう。周辺には泊まるところもいくつかあるようですので、ここで2日目終了でしょうかね。島根県に入れたことを喜びつつも、先の長さに不安を隠せない3人、なんて感じで終わるのではと予想してみました。

3日目

さて3日目です。
魔の3日目なんて言われてますけど、この予想プランどおりに行けば「大躍進の3日目」になります。

飯南病院7:16発飯南町営バス
出雲須佐8:21着
8:40発一畑バス
出雲市駅9:20着
9:30発一畑バス
出雲大社連絡所10:06着第二チェックポイント
10:20発一畑バス
出雲市駅10:49着
12:05発一畑バス
小田駅12:37着
14:23発出雲市生活バス
口田儀14:37着
(14:45発)(徒歩0.5km)
越堂(14:55着)
15:13発石見交通
大田バスセンター15:50着
(高速バスの下道利用)16:03発イワミツアー(石見銀山号)
新庄上市17:56着島根県→広島県 県境越え
(18:00発)(徒歩0.5km)
安芸新庄(18:10着)
18:51発中国JRバス
広島文教大学入口20:05着
20:18発広電バス
広島バスセンター20:52着

昨日、三次の備北交通案内所で情報が得られていれば、迷いなく出雲須佐、そして出雲市駅へと出られるでしょうけど。うーん、大丈夫かな。

出雲市駅から出雲大社へは、たくさんバスが出ているので問題なし。第二チェックポイントクリアです。
出雲大社からは、そのまま出雲市駅に戻ってくるしかありません。

ここからは、昨日来た道を逆にたどって三次に戻り、それから広島に出るのが有力案の気がしますが、番組的に面白くないので採用されないでしょう。だとすると、日本海沿いに西へ向かうしかありませんね。小田、口田儀と小刻みに乗り継いで大田バスセンター。さぁ、ここが運命の分かれ道です。

広島行き高速バス「石見銀山号」の下道区間のみ(高速道路に乗る手前まで)乗車する、という手段を見つけられるかどうか。見つけられれば今回は99%成功、見つけられなければ99%失敗、というぐらいの重大なポイントです。

実は、石見銀山号は下道を走る区間が長くて、高速に乗るのは県境を越えて広島県に入ってから。しかも、ローカル路線バスの役割を兼ねているようで、下道のバス停相互間も乗車が可能。つまり石見銀山号に乗れば、日本海に面した大田市から、1本で広島県内まで入れてしまうのです。高速に乗らずに

バスセンターで、これは高速バスですか?高速バスです、じゃあダメですね、というお決まりのパターンで終わってしまうか、いや石見銀山号は下道区間だけでも乗れるんですよ、と誰かが教えてくれるか。いやぁ見ている方が手に汗握る展開になりそうですなぁ。

石見銀山号に乗って、高速に乗る直前の新庄上市バス停で降りれば、500mほど歩いた安芸新庄バス停からは広島市内まで1本で行ける(高速に乗らない)路線バスが出ているという、あまりに都合が良すぎて出来過ぎな乗り継ぎルート。大田から広島まで、たった1回の乗り継ぎで行けるってすごいですよね。まぁ、昔はこの2本がつながっていて、乗り継ぎなしで大田から広島に行けた訳ですが。

という訳で、私の机上旅行では、3日目の夜に広島まで着けてしまいました。
旅の成功を確信する田中・羽田コンビが見られるか。それとも未だに島根県を抜けられずに絶望しているか。
答え合わせが待ち遠しいなぁ。

4日目

最終日。
私の予想どおり広島まで来ていれば楽勝ムードが漂っていそうですが、そううまくいくでしょうか。

広島バスセンター9:30発広電バス
四季が丘10:15着
(10:20発)(徒歩2.5km)
阿品台東小学校(11:00着)
11:12発広電バス
広電阿品駅11:22着
11:27発おおのハートバス(2022/4/22リンク更新)
大野支所前11:53着
14:18発おおのハートバス
玖波駅14:44着
15:00発こいこいバス(2023/3/23リンク更新)
大竹駅15:25着
16:30発坂上線バス(2023/1/22リンク更新)
中垣内17:07着広島県→山口県 県境越え
17:39発岩国市生活交通バス(2022/4/22リンク更新)
錦帯橋18:06着ゴール!

広島バスセンターから西へ向かうには、太川・蛭子コンビも使った「阿品台北」乗り継ぎルートがありますが、これにすんなり乗れるかどうか。
阿品台北行きは、午前中は7:15、11:40の2本しかありません。
広島バスセンターの案内所は朝8時オープンなので、そこで話を聞いてから出発、となると、急に雲行きが怪しくなります。

で、7:15には乗らず、案内所が開くまで待つと予想しました。
ちなみに、7:15に乗って、さらにゴール手前の大竹駅-和木駅を徒歩で頑張ると、14時に錦帯橋に着いてしまって大成功!となります。それも見てみたいですけどね。

8時に案内所が開いて、阿品台北行きが3時間40分待ちと聞いて途方に暮れて、というのを想像しますが、さすがに11:40まで広島バスセンターでまんじりともせず待機、とはならないでしょうから、9:30の四季が丘行きに乗って、終点から阿品台エリアには歩いて向かうのではないかと。

その先は、大野支所前で2時間25分待ちというのがありますが、歩かなくても錦帯橋まではきれいにつながります。で、18時6分、日が暮れる前に錦帯橋に到着、おめでとう!となるといいんですけどね。
どうなりますやら。楽しく答え合わせしながら5日の放送を見たいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
以下、放送後の追記です。

答え合わせ

それでは答え合わせしてまいりましょう。
前半は概ね予想通りでしたが、後半はかなり違いましたね。
この先、ネタバレになりますので、見たくない人は離脱してくださいませ。
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先ほど放送を見終わったところですが、ゴールできましたね!おめでとうございます。
4日間、どの日も平日の時刻表を見ていましたね。うん、それがいいですよ。
土曜・休日だと、待ち時間が長くなったり路線そのものが運休だったり。平日なら歩かずに済んだのにと、見ていてかわいそうになるんですよね。太川・蛭子コンビの最終回とか、平日ロケなら十分ゴール出来たじゃないですか。出演者のスケジュールの都合もあるんでしょうけど、これからも平日ロケでお願いしたいですね。

ー緑線ー:予想どおりの経路を進んだ区間
ー赤線ー:予想が外れた区間(出演者のルート)
ー青線ー:予想が外れた区間(予想したルート)

1日目

最初、倉敷に向かわずに北上する案が出てきたのには驚きました。
調べていませんが、新見あたりに向かっていたら、相当ハードな県境越え歩きが待っていたんじゃないでしょうかね。

結果として倉敷経由になったのは良かったのではないかと。
寄島まではほぼ予想通りでした。
里庄へのバスは話題にも上がりませんでした。運行会社が違うとはいえ、井笠バスの路線図にも載っている路線なので、運転手さんが知らないということはないと思うのですが。里庄から笠岡がつながらないので紹介しなかったということでしょうかね。

笠岡から、その日のうちに福山に行ける可能性を求めて井原に行くかな、と予想していたのですが、そこは考えすぎだったようです。

2日目

2日目のスタートが笠岡か井原かの違いはありますが、甲山・三次経由で飯南町に向かうところまでは予想通りでしたね。
その先、私は3日目に出雲須佐経由で出雲市に向かうと予想したので、赤名-掛合の里の中間にある「飯南病院」でこの日は終わりと思っていたのですが、三刀屋経由でその先がつながるとは思いつきませんでした。
私の机上プランを上回りましたね。さすが!

3日目

私の3日目は飯南病院スタート予想でしたが、実際には既に出雲市まで到達していたので、かなり有利な状態で始まりました。

会話の中では、私の予想と同じように日本海沿いに西へ進みそうな雰囲気でしたが、「大田BCから高速バスの下道利用ができるが、1日に2本しかない」という情報をキャッチしたのがいかんせん早過ぎ、そのために慎重になってしまいましたね。
もし情報をキャッチしていなければ、出雲市駅から迷うことなく西に進み、その日のうちに広島市内まで到達できていたかもしれません。貴重な情報を入手できたゆえに、かえって先へ進む妨げになってしまったという、珍しい例でしたね。

4日目

最終日は広島BCスタートではなく、かなり手前の三次駅からのスタートになりましたが、広島までの乗り継ぎが順調で致命傷にならずに済みました。

大竹駅では、私が予想した坂上線(さかうえバス)の時刻表もチェックしていましたが、ここまで乗ってきたバスの運転手さんに「無理でしょ、行かないです」と言われたので坂上線には乗らず、和木駅まで2kmの歩きを選択しましたね。
大竹駅のバス停で、羽田さんが路線図の中垣内あたりを指して「あー、さっきなんか見たよ地図で」と言っていたので、坂上線を使うことも想定には入っていたようではありますが。

山に入っていく中垣内まわりのルートは、地元の方でも錦帯橋方面に乗り継いでいけるルートとは認識されていないようです。
まぁ、2km歩いたおかげで私の予想より1時間近く早くゴール錦帯橋に着けたので結果オーライですね。

今回は2~3日目の中国山地越えがハイライトで、4日目はすんなり進んで終わりでしたね。
ゴール出来てめでたしめでたし。次回はどこだろう、九州あたりかな。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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