本日18時30分からのテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 第15弾 和歌山県・高野山→熊野古道」。
出演者がネット利用なしに頑張るところ、こちらは気楽なものでWebで事前に調べてルートを予想してみました。
もう放送開始までわずかであり、この記事の賞味期間はたった1時間ほどしかありませんが、さて、予想どおりに行きますやら。
それでは以下、私の予想です。そんなの見たくない~という方はここで離脱してくださいませ(汗)
出発地は高野口駅。
また妙なところを起点に選びましたね。
高野山ならわかりますが、高野山からだと4日では着けないということなんでしょうかね。
高野口駅から、第一チェックポイントの「賢島」、第二チェックポイントの「湯の峰温泉」を経由して、本州最南端「潮岬」を目指します。
エリアはそれほど広くありませんが、相当な難コースではないでしょうか。
ともかく高野口駅からは近くの橋本に出るしかありません。橋本からは県境を越えるバスが無さそうなので、歩いて奈良県の五條を目指すのがまぁ妥当なところでしょうか。
高野口駅前 | 9:05 | 橋本市コミュニティバス西部線 |
橋本駅前 | 9:45 | |
11:29 | 橋本市コミュニティバス東部線 | |
小平 | 11:50 | |
県境越え 和歌山県→奈良県 徒歩約2.0km | ||
上野公園 | 13:46 | 五條市コミュニティバス |
五条駅 | 13:57 |
さて、問題は五條から先です。
賢島を目指すにあたり、まずは東へ東へと、紀伊山地を強行突破することを考えるでしょうかね。
意外なことに、ここから三重県の松阪まで、歩きなしでバス路線が繋がっています。
五條バスセンター→近鉄御所駅→橿原神宮前駅→明日香奥山・飛鳥資料館西→桜井駅南口→大宇陀→榛原駅→掛西口→神末敷津→伊勢奥津駅→竹原→久居駅東口→イオンモール津南→天白→松阪駅
でも、乗継が悪いところばかりで、とても4日間でゴールできそうにありません。どこかで歩きを挟むのかとも考えてみましたが、それでも相当な苦戦になりそうです。
結局、紀伊山地の東西突破では、私は期限までにゴールできるルートを発見できませんでした。
それならば、どう行けば4日間でゴールできるでしょうか。
私が見つけたのは、五條から南下し、新宮へ出てしまうルート。
このルートだと、4日間で潮岬まで到着できます。
1日目(続き)
五条駅 | 15:06 | 奈良交通八木新宮特急バス 県境越え 奈良県→和歌山県 |
新宮駅 | 20:22 |
本州一の長距離路線バスで、一気に新宮まで出て、この日は終わりです。
2日目
新宮駅 | 7:00 | 三重交通 県境越え 和歌山県→三重県 |
熊野市駅 | 7:47 | |
13:27 | 三重交通 松阪熊野線 | |
栃原 | 16:44 | |
徒歩約2.5km | ||
注連指口 | 17:50 | 三重交通 |
伊勢市駅前 | 18:34 | |
18:52 | 三重交通 | |
鵜方駅前 | 19:50 |
栃原→注連指口の歩きは、ローカル路線バス乗り継ぎの旅ではもうお馴染みですね。ここを見落として松阪まで行ってしまうと無駄な往復が生じて苦しくなります。
3日目
鵜方駅前 | 9:58 | 三重交通 |
賢島駅前 | 10:15 | 第一チェックポイント |
11:16 | 三重交通 | |
鵜方駅前 | 11:25 | |
11:46 | 三重交通 | |
伊勢市駅前 | 12:42 | |
13:15 | 三重交通 | |
注連指口 | 14:02 | |
徒歩約2.5km | ||
栃原 | 16:21 | 三重交通 松阪熊野線 |
熊野市駅前 | 19:33 | |
19:43 | 三重交通 県境越え 三重県→和歌山県 | |
新宮駅 | 20:30 |
賢島からは松阪・栃原に戻らず、海岸沿いに磯部→五ヶ所→神前→伊勢柏崎と乗り継ぐルートもあるのですが、乗継が悪く、こちらを選ぶと間に合いません。思い切って遠回りする割り切りができるかが運命の分かれ目かもしれませんね。
4日目
新宮駅 | 7:10 | 熊野御坊南海バス |
請川 | 8:03 | |
8:10 | 龍神バス | |
湯の峰温泉 | 8:24 | 第二チェックポイント |
8:41 | 熊野御坊南海バス | |
新宮駅 | 9:47 | |
10:00 | 熊野御坊南海バス | |
紀伊勝浦駅 | 10:37 | |
13:09 | 那智勝浦町営バス太田線 | |
下里出張所 | 13:23 | |
13:25 | 那智勝浦町営バス下里線 | |
瀬田 | 13:44 | |
徒歩約2.8km | ||
上の宮 | 15:40 | 串本町コミュニティバス佐部・上田原線 |
串本駅 | 16:16 | |
16:40 | 串本町コミュニティバス潮岬線 | |
潮岬観光タワー | 16:57 | ゴール! |
太川・蛭子コンビも使った新宮-串本間のバスが数年前に廃止されて、この区間は歩きでつながざるを得なくなりましたが、なんとか明るいうちに潮岬に着けそうですね。
でもねぇ。
見てのとおり、このルートだと、新宮から第一チェックポイントの賢島まで、同じ道を延々と往復することになるんですよ。
このルートに気づくかどうかはともかく、テレビ的にもつまらなくなりそうですし、そんなルートを選びますかね。
紀伊山地の東西突破を強行して失敗となるか。
思い切って新宮へ南下できるか。
それとも私の発見できなかったルートで成功させるか。
どうなりますやら。楽しく答え合わせしながら見ましょうかね。
以下、放送後の追記です。
それでは答え合わせしてまいりましょう。
この先、ネタバレになりますので、見たくない人は離脱してくださいませ。
残念、ゴールできませんでしたね。
とはいえ、紀伊半島の横断に正面から挑戦して、あそこまで行けたのは健闘といって良いのではないでしょうか。
それでは1日ずつ振り返ってまいりましょう。
新宮への南下は、話題にも出ませんでしたね。
後から考えてみれば、そもそも新宮~伊勢の乗り継ぎイメージがなければ、わざわざ南下する選択肢はとりようがありませんよね。予想が甘かったですね。
紀伊半島の横断へのチャレンジは、なかなか厳しかったですね。
最後、松阪駅まで歩いたのはファインプレーなのではないでしょうか。二人をうまく欺いた(?)羽田さんに拍手です。
賢島からは、私の予想とは異なり、海岸沿いルートをとりましたね。
待ち時間もありましたが、よく熊野市駅まで進めたといえるのではないでしょうか。
潮岬ゴールならず、上の宮で旅の終わりを迎えることになってしまいました。
2日目ぐらいまでは、チェックポイントの湯の峰温泉さえ到達できないのでは?と思って見ていましたが、その後の奮闘でかなり挽回しましたね。最後は惜しかった。
紀伊勝浦から休まず早足で歩けば…ってのは結果論ですね。悪天候の中、ここまで頑張った皆さんには感動を与えていただきました。
エンディング、夜に映える潮岬灯台で締めてほしかったですね。残念!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。