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備後国では吉備津神社と素盞鳴神社の2つが一宮を名乗っていますが、この二社はお互い、歩いても行き来できるぐらい近くにあります。ぐるっと一巡りしてまいりましょう。
福山駅から素盞鳴神社へ
素盞鳴神社へは、山陽新幹線の「福山駅」からJR福塩線で向かいます。
本数は1時間に1~2本程度、最寄りの「上戸手駅」までは30分ほどです。
なお、上戸手駅は交通系ICカード(ICOCA、Suica等)では降りることが出来ません(2023年4月現在)。福山駅では使えるので気軽にピッ!と入ってしまいがちですが、上戸手に着いたときに現金精算になるうえに、後日どこかの駅で入場取消処理をしてもらうまでカードが使えなくなりますので、上戸手に向かうときはICOCAやSuicaなどを使わず、切符を買って乗るようにご注意ください。
上戸手駅で降りたら左(電車の走り去った方向)に、線路沿いの道を進みます。
100m先の突き当たりを右折、40m先の左側に鳥居がありますので、あとは境内の道をまっすぐ進めば素盞鳴神社に到着です。
素盞鳴神社から吉備津神社へ
吉備津神社の最寄駅は、上戸手駅のお隣の新市駅ですが、駅に戻って電車を待つよりも、直接歩いて向かった方が早いです。ここでは吉備津神社まで歩いて向かうルート(ゆっくり歩いて40分ほど)をご紹介します。
- 参拝を終えられましたら、社殿の北(上戸手駅に向かって左)の門を出て西(左)へ進みます。
- 300m先の「神谷川橋」を渡って右折、上流方向へ川沿いに進みます。
- 1kmほど土手道を進むと、次の橋(安楽寺橋)の手前に、植え込みに囲まれた小さな史跡公園(網引公碑・至孝堂跡)があります。ここで土手を降り、道路向かい側の細い道を進みます。
- 500m進むと池(御池)があります。池にかけられた橋で「厳島神社」のある島へと渡ります。
厳島神社の前で左に曲がってまっすぐ進めば、100mほどで吉備津神社参道の石鳥居に到着です。途中、車の多い県道を渡りますのでご注意ください。
吉備津神社から新市駅へ
吉備津神社から新市駅へは、先ほどの厳島神社手前の県道まで戻り、右折してまっすぐ徒歩30分ほどです。詳しくは「備後国一の宮 吉備津神社への行き方」の記事をご参照ください。
ご紹介は以上です。それでは、よい旅を!
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