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鳥ラン 2025/8/9@石神井川 上新田橋~茜歩道橋

本日の撮影ポイント(地理院地図に撮影地を追記して掲載)-地図をクリックすると地理院地図が開きます

8月5日、6日と連日で日本の歴代最高気温の記録が更新される猛暑。とても鳥ランどころではない日が続きましたが、ようやくひと段落です。涼しい、とまではさすがに言えませんがやや過ごしやすい朝を迎えました。
今日を逃すと次、いつ鳥ラン日和が来るかわかりませんからね。少々夏バテ気味な気もしますが、ぐっと背筋を伸ばし、気合を入れなおして出発することにしましょう。

上新田橋~薬師堂橋

朝6時40分、上新田橋。
最近はいつもここからスタートですが、その最大の理由は「ここから川沿いの並木道が始まるから」。
下流方向は見てのとおり真夏の太陽に照らされ放題です。いくら朝とはいえ走るのはちょっと厳しいですので、並木の木蔭を走れる上流方向へと今日も向かいます。

上新田橋から1kmちょっと先、練馬高野台駅近くの薬師堂橋まで走ってまいりました。
三連休初まりの土曜朝、人影はまばらです。
川の流れへと目を向けると…

小さな岩の上にカワセミさん。
よく2羽で追っかけっこをしている姿を見かけるのですが、今日は1羽だけです。
水に飛び込んで魚を狙う様子もなく、ぽつんと佇んでおりました。
ひとしきり朝の狩りを済ませて満腹なのか、それとも朝寝坊のパートナーさんが起きてくるのを待っているんでしょうかね。

平成みあい橋~山下橋

平成みあい橋から山下橋まで、500mほどの区間に設えられた、川辺のデッキを走ります。

この時間帯、川下方向に太陽がある関係で、日陰がほとんどありません。水の流れが身近に感じられる、普段はとても気持ちの良い遊歩道なのですが、夏はなかなかハードですね。

首元の急カーブから始まって、尻尾に向かって徐々に緩やかに回り込んでいくカルガモさんのお腹のライン。
こういう曲線って、数学的・図形的に名前がありませんでしたっけ。思い出せないのが何とももやもやしますが、自然の法則が形づくる不思議な芸術、って感じがいたします。

睦橋~茜歩道橋

もふもふスズメさんこんにちは。
巣立って日の浅い幼鳥でしょうかね。小首かしげて思いっきり愛らしさ全開ポーズでございます。
本人そんなつもりはないのでしょうが。

濃い緑に包まれた並木のなかに、枯れてしまったのか、1本だけ丸坊主の桜の木がありました。
そこにやってきた小鳥たちの混群。これはシャッターチャンスタイム到来ですね!
走るのをいったん止めてカメラを向けます。

コゲラさんが小枝から小枝へ、何やら忙しそうにパトロール中。
私の目には見えませんが、大好物の虫たちがたくさん隠れているんでしょうかね。
夏のこの時期、桜の枯木はコゲラさんにとって食べ放題レストラン状態なのかもしれません。

エナガさんも元気いっぱい。
枝にとまったと思ったら、すぐに跳ねるように次の枝に飛び移ります。
レンズを向けてピントを合わせる余裕さえ与えてくれず、失敗写真の山。
1枚だけかわいいのが撮れました。ありがとうね~。

こちらはシジュウカラさん。まだ胸のネクタイ柄がはっきり見えませんから、さっきのスズメさん同様、巣立ちから日が浅い幼鳥でしょうかね。
しきりにまわりを気にしている様子。混群での団体行動、大人たちに置いていかれないようにと必死なのでしょうね。

気がつけば… 腕と脚がかゆいっっ!
ちょっと長居している間に、あちこち蚊にやられてしまったようです。
少々名残惜しいですが退散といたしましょう。

茜歩道橋で本日は折り返します。
そろそろ気温が上がってきましたし、それに走っているとかゆさが紛れるので、帰路は鳥を見ても立ち止まらず、直行で帰ってきてしまいました。

ラスト、上新田橋で電線のスズメさんを撮って本日の鳥ラン終了。
最後までお読みいただきありがとうございました。

本日の鳥ランルート(Fitbitの記録より)
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