• お散歩パンダ.com – お散歩パンダのおでかけレポート

    舎人公園は、東京都足立区にある都立公園です。
    ぐるっと歩いて1周するだけでも1時間ぐらいかかる、都内でも有数の広大な緑地です。

    このあたりは昔の地図を見ると、1960年代までは周辺の開発から取り残されたように水田が広がっていたようです。65万㎡(出典:東京都公園調書)という広大な公園をこの場所につくることができたのも、住宅地にならずに残されていたことが大きかったのでしょうね。
    2008年に日暮里・舎人ライナーが開通して訪れやすくなりましたが、それでも練馬区在住の私にとっては、電車を二度乗り換えて行かなければならないので少々縁遠い場所でした。

    でも最近は野鳥を撮るために自転車で出かけるようになって、練馬区の自宅からのんびり1.5時間ぐらいで走っていける舎人公園はぐっと身近になりました。サイクリングは体力づくりにも良いし、行動範囲が広がるので嬉しいですね。

    園内の「大池」は、鴨や鷺たちの憩いの場になっています。ゆっくり歩いて1周15分ほどですので、ぜひ訪れてみてくださいませ。

    2022年10月22日

    練馬の自宅から16km、早朝から自転車を飛ばして、舎人公園の大池にやってまいりました。
    思い起こせば、実に12年ぶりの舎人公園であります。

    前回は、小学生だった子供を連れて、この浮玉の池に遊びに来たのでした。
    当時は野鳥に興味はなく、すぐ隣に鳥たちの憩いの場があることなど全く目に入っていませんでしたね。12年も経てば、人の関心もすっかり移りゆくものですね。

    大池の北西の岸辺は、釣り人とマガモたちが共存するエリアになっています。
    釣り人たちはマガモを追ったりしませんし、マガモたちも釣り人たちのことはまるで気にしていないようです。
    日がな一日釣り糸を垂れる太公望たちのまわり、なんとも緩やかに時間が流れております。

    ちょっと離れた葦辺では、アオサギさんが翼のお手入れ中。
    人が近寄れないスポットもちゃんと設けられているので、鳥たちも安心ですね。
    公園を設計された方の、鳥たちへの愛を感じます。

    オオバンさんがゆらりとやってまいりました。
    表情は見えませんが、ちょいと警戒されている気配。
    鳥たちにとって、ズームレンズってどう見られているんでしょうね。
    謎の黒いヒトツメがこちらを窺っている。怪しいやつめ。そんな感じでしょうか。

    池畔の木の枝に、見知らぬお姿が。
    ずっしりとした感じで、なかなかの存在感です。
    えーと、こちらは…。

    Googleレンズさんに聞いてみたところ、ツツドリさんとの答えが返ってきました。
    ホトトギスさんに似ている気もしまし、どちらとも何となく違う気もするのですが。
    いかがでしょう。

    池のほとりの猫さん😹
    おとなしそうな顔をしていますが、のら猫は侮れません。
    生きるために、鳥たちを狙うこともあるでしょう。
    お願いだから、お手柔らかにね~💦

    2022年12月11日

    冬枯れの葦の水辺にアオサギさん。
    背中のあたり、ずっしりした筋肉の塊のように見えますが、アオサギさんって体重たった1.2~1.8kgぐらいしかないんだそうですね。人間が「鳥のように空を飛びたいなぁ」と思っても、そもそもの重さが違うので無理な話なのがよくわかります。

    草地に上がってきたオオバンさん。
    水の上にいるときは、カメラを向けるとすい~っと逃げてしまう印象ですが、陸上のオオバンさんは妙に大胆で、人が行き交うなかでもぎりぎりまで場所を譲ろうとしません。よっぽど何かそこに美味しいものがあるんでしょうかね。

    ハクセキレイさん。
    美形ですね~💕

    バンさんが葦の間を出たり入ったり忙しそうです。
    なぜそんなに出たり入ったりするのでしょう?
    隠れるでもなく、餌を探すでもなく。
    彼らの気持ちを理解するには、私の修業はまだまだ足りないようです。

    ゆらめく水面をバックにコサギさん。
    この子の筋肉もなかなかのものです。
    ウエイトリフティングの選手ってこんな感じだよね、って思ってしまいました。

    2022年12月24日

    冬と言えばジョウビタキさん。
    この小さな体で、毎年シベリアとかから飛んでくるのですから大したものです。

    ジョビ子さんもいました。
    せっかく遠くからいらしたのですから、舎人の冬を満喫していってくださいませ。

    2023年5月21日

    シロツメクサのお花畑にムクドリさん。
    花ではなくて、その陰に隠れた虫がお目当てなのでしょう。
    まるまるとしたお腹。きっとおいしいものがいっぱい詰まっているのでしょうね。

    2024年7月20日

    1年ぶりの舎人公園です。

    セルフアンテナを設置して、謎の宇宙生命体と交信中?のアオサギさんでございます。
    時折そのしぐさ、その表情に、他の鳥にはない知性を感じてしまうのですが。
    こちらの心の奥を見透かされているような。
    気のせいですかね。

    カイツブリの赤ちゃんが、ちょっぴり不安そうにきょろきょろ。
    今この瞬間、親鳥は水底のおいしいものを集めるために潜水中。
    やがて水面に顔を出した親鳥に、ぴゅーっと猛ダッシュで駆け寄ります。

    親鳥は雛を鍛えるために、わざと少し遠くに浮上したりしているのでしょうか。だとすれば結構なスパルタでございますな。

    顔がかゆいマガモさん?
    なんとか左脚を顔に届かせようと頑張っていますが、なんとも窮屈そうですね。
    虫さされの薬を塗ってあげたくなりますが、鳥にも効くんでしょうか?

    舎人公園への行き方

    私は自宅から自転車で行きますが、電車で行くならJR日暮里駅から「日暮里・舎人ライナー」に乗って17分、「舎人公園」駅で降ります。
    駅自体が公園の中央部にあるので、どちらに向かっても野鳥スポットです。広い園内、ゆっくりお散歩しつつ鳥たちの姿を探してみましょう。
    私がよく行くのは、駅の北東の「大池」と南東の「自然観察園」です。地図を参考にいらしてみてくださいませ。



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