西武多摩川線に乗ったことはありますか?
JR中央線の武蔵境駅から南に分岐し、多摩川べりの是政駅までを結ぶ、全長わずか8kmのミニ路線です。
沿線はところどころ畑の残る住宅地。ごく普通の東京郊外の風景ですが、途中で1か所だけ、車窓の両側が深い緑に囲まれる区間があります。
是政行きの電車ならば、右に見える緑が武蔵野公園、左に見える緑が野川公園です。
両方とも、多摩川の支流である野川沿いに整備された都立公園で、線路で東西に分けられてはいるものの、ひと続きの同じ公園のようにも思えるのですが、なぜ別々の名前がつけられているんでしょうね。ちょっと不思議です。
それはさておき、こんもりとした木立に、広々とした原っぱ、コンクリで固められていない野川の流れ。そんな2つの魅力的な緑地に、鳥さんたちが居ないはずはありませんね。
というわけで、毎度いつもの随時更新、日付順のうろうろ日記です。よろしければ感想などいただけると嬉しいです(^o^)/
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● 野川公園・武蔵野公園への行き方
今朝は4時起き。
練馬の自宅から15km弱の道程。
自転車を飛ばして、初めての武蔵野公園です。
夜明けに間に合いました。木々の向こうに朝日が昇ります。
夜明けの葦原にアオサギさん。
撮る?逃げる?撮る?逃げる?撮る?
ってな感じで、明らかに私のことを警戒している模様。
朝ごはん中、邪魔してごめんね~。
お隣の野川公園にも行ってみましょう。
野川の流れの中にコサギさん。
残暑厳しい9月上旬。コサギさんと一緒に川でバシャバシャやりたくなりますね。
今日はここまで。
頑張って自転車こいできたけど、あまり鳥さん見られませんでした。セミたちは夜明けから元気なんですけどね。
この時期は仕方ありません。また冬に来ることにしましょう。
5ヶ月ぶりの野川公園です。
園内いたるところにシジュウカラさん。
前回(9月)はほとんど鳥さんたちの姿を見られませんでしたが、やっぱりこの季節はいいですね。
カメラを持つ手がかじかむのが辛いですけどね…。
カワラヒワさん。
野鳥を撮り始めてから名前を覚えた鳥ですが、すっかりお馴染みになりました。
この寒いさなかですが、まるまるとして健康そうですね。
朝日に向かって立つツグミさん。
胸をそらせて、ボクはここにいるぞー、って自己主張している感じですかね。
コサギさんを起点に、ひろがる波紋。
同心円が美しいですね。
それにしても、夏も冬も変わらず水の中。私だったら1分も耐えられません。
この細い足で、感覚がなくなったりしないのでしょうかね。
波がおさまると、鏡面世界の向こうにも浮かび上がるコサギさんの姿。
ファンタジーの世界の住人のような。
ところで。
念のため書いておきますが。
上下反転画像なんです。お気づきでしたでしょうか?
電車でも最寄駅から歩いて行けますが、公園の真ん中まで直接行ける京王バスの利用がおすすめです。
JR武蔵小金井駅-京王線調布駅を結ぶ「武91」系統で、武蔵小金井駅(南口)から12分、調布駅(北口)から20分の「二枚橋」バス停で降りれば、野川公園は目の前。本数も昼間は20分ごとにあって便利です。
武蔵野公園は隣の「多磨町二丁目」下車。こちらも降りたところが公園入口です。
なお、土曜・休日はバスの始発が遅め(2021年4月現在、武蔵小金井駅発7:10)ですので、早朝に行かれる場合は電車でどうぞ。両公園は西武多摩川線の「新小金井駅」と「多磨駅」のちょうど中間あたりで、どちらの駅から歩いても15分ほどです。