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    東京には、都民の憩いの場と親しまれている庭園がいくつもあります。ルーツをたどれば、それらの多くは江戸の大名や旗本、あるいは明治の元勲や実業家たちのお屋敷で、限られた区画の中に、彼らの作庭へのこだわりがぎゅっと詰まっています。

    皇居の西北にあたる文京区では、水戸徳川家の江戸上屋敷だった小石川後楽園や、柳沢吉保が自ら設計に携わったという六義園などが有名ですね。ここでご紹介する肥後細川庭園も文京区にある庭園で、幕末期から肥後54万石の大名・細川家のお屋敷だったところです。池泉のまわりに美しく配置された芝生や林地からは、鳥たちの歌声が方々から聞こえてきます。

    それでは例によって随時更新、日付順のうろうろ日記です。よろしければ感想などいただけると嬉しいです(^o^)/

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    2022年1月16日

    東京都文京区、肥後細川庭園にやってまいりました。

    以前この近く(歩いて15分ぐらい)に住んでいたので、1980~1990年代には何度も来たことがありますが、それ以来ですから随分と久しぶりです。その頃は「新江戸川公園」という名前でしたが、2017年に今の名前に改称されたのですね。大名家の名前になって、ちょっと格式が上がったような感じがしますね。

    画像

    目白にいるからメジロさん。
    ・・・って訳じゃないですけどね。 元気に飛び回る姿を見かけることが日に日に増えてきました。いよいよ春の足音が近づいてきたのですね

    2022年1月22日

    まるでキツツキのように、熱心に穴掘り中のシジュウカラさん。
    すぐ近くでトントンしているコゲラさんを見て、自分もやってみたくなったんでしょうかね。

    芝生ではハクセキレイさんが右へ左へ、さながら運動会状態。
    「人が来ても気にしない鳥さんのランキング」をつけるとすれば、まぁ不動の首位はドバトさんでしょうが、ハクセキレイさんも結構上位に入るでしょう。たたたーっと走っては立ち止まり、レンズを向けたらまた走り始めて、数メートル先でまたストップ。よほど近づかなければ飛んで逃げたりしませんが、カメラで追う私は振り回されるばかり。たのむからもうちょっと落ち着いてくれ~。

    鳥好きな皆様のTwitterなど見て初めて知ったのですが、ジョウビタキのメスはジョビ子さんって呼ばれているんですってね。まるっとかわいくて、なんかとってもお似合いの名前です。今日はジョビ男さんは見かけませんでしたが、そのうち出てきてくれるでしょうか。

    2022年2月1日

    二羽以上になると途端に追いかけっこを始めるヒヨドリさんですが、いまはちょいと休憩中のようですね。背筋をピンと伸ばして、なかなかかっこいいじゃないですか。

    ツグミさんも青空のもと颯爽としております。
    手前の枝にピントが合ってしまいましたね。難しいなぁ~。

    この冬はあまり見かけないな~、と思っていたのですが、最近になって急にあちこちで姿を見るようになってちょっと安心です。冬鳥といっても、冬のあいだいつでも見られるわけではないのですね。

    メジロさん。美味しいものを見つけて嬉しそうです。
    鼻が良いのか、目が良いのか、勘が良いのか、頭が良いのか。
    これだけ降り積もった落葉の中から、よく見つけられますよね。感心してしまいます。

    2022年2月5日

    猫さんが、鳥たちが跳ね回る斜面を横切って降りてきました。
    事情は存じませんが、ここの飼い猫ってことはなさそうですよね。

    公園や庭園や河川敷など、私が鳥を撮りに行く先には、たいてい猫も暮らしています。こういう人の集まる緑地であれば生きていけるだろうと、気軽に猫を捨てる人がいるのだろうと想像します。
    都会に捨てられた猫は、地域のボランティアに餌をもらって生きる地域猫として生きていくことになるのでしょうが、こうした緑地は鳥や小動物のねぐらでもあり、まだ自由に飛べない雛などが狙われることもあるでしょう。

    ここで書いても猫を捨てる人には声が届かないとは思いますが、本来猫たちの生活の場ではない公園や庭園に猫を捨てることは、そこで暮らす野生の鳥たちの生存を脅かす行為でもあります。猫のためにも鳥たちのためにも、これ以上、捨てられる猫が増えないよう願わずにいられません。

    猫さんなんかに負けないよっ!
    なんて思っているかどうかはわかりませんが、妙に強気な表情のメジロさんでした。

    2022年2月9日

    今日は庭園から出て、すぐ前を流れる神田川で鳥見です。

    こうしてコサギさんのまわりだけ切り取ってみると、コンクリ護岸に囲まれた都市河川も、自然に満ち溢れた空間に見えてくるから不思議です。

    アオサギさんもいました。
    都会の喧騒にも順応して、たくましく生きております。

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    肥後細川庭園への行き方

    最寄駅は都電荒川線の早稲田停留所です。
    JR山手線の大塚駅や、東京メトロ副都心線の雑司が谷駅などで都電に乗り換えてください。
    終点の早稲田で都電を降りたら、進行方向左へ向かうとすぐ神田川の橋(豊橋)があります。
    橋を渡って右折、川沿いに3~4分ほど歩けば肥後細川庭園です。

    東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅からも歩いて行けます。
    1a出口から、神田川の橋(江戸川橋)を渡って左折、上流に向かって川沿いを歩けば12~13分ほどで到着です。


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