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雄山神社の「雄山(おやま)」は、日本三霊山として富士山・白山と並び称される「立山」の峰の1つで、その標高は3,003m。頂上にある立山頂上峰本社は、日本一高いところにある一の宮ということになります。
社殿は頂上の「立山頂上峰本社」、山裾の谷あいにある「芦峅中宮祈願殿」、山から富山平野へと開けたところにある「岩峅前立社壇」の3社に分かれています。それぞれの詳細は雄山神社のWebサイトにてご確認ください。
岩峅前立社壇への行き方
最寄駅は富山地方鉄道の「岩峅寺(いわくらじ)」駅です。
JR富山駅の隣にある「電鉄富山駅」から「立山線」か「不二越・上滝線」の電車に乗ってください。
→電車の時刻は、富山地方鉄道のWebサイトでご確認ください。
電鉄富山駅から岩峅寺駅までは「寺田経由(立山線)」の電車と「南富山経由(不二越・上滝線)」の電車がありますが、所要時間は大差ありませんので、どちらに乗っても大丈夫。特急で25分、普通電車なら40分ほどです。
芦峅中宮祈願殿への行き方
最寄駅は富山地方鉄道の「千垣(ちがき)」駅です。
前立社壇のある岩峅寺駅から、立山駅行きの電車で10分ほどです。
なお、快速急行・急行は停まりますが、特急は停まりませんのでご注意ください。
→電車の時刻は、富山地方鉄道のWebサイトでご確認ください。
千垣駅から芦峅中宮祈願殿へは、立山町営バス「芦峅寺線」で5分ですが、このバスは日曜日は運休です(土曜・祝日は運行されています)。歩けば30分ほどですが、歩道のない、大型バスやトラックも行き交う道を歩くことになりますので、できれば日曜以外に行かれることをお勧めします。
バスは1~2時間に1本です。あらかじめ立山町営バスの時刻表を確認してからお出かけください。
立山頂上峰本社への行き方
まず大前提として、標高3,003mの高山への登山であるということをご認識ください。
雪山の登山経験のない方に、積雪期の登山は無理です。
立山頂上峰本社に神職の方が常駐するのは、例年、7月1日~9月30日です。
この時期でも残雪が多い年もあり、また台風後には道が荒れることもあります。
立山山頂ライブカメラや立山ガール日記、みくりが池温泉さんのブログなども参考にしていただき、安全を確かめてからお出かけください。
〔長野(信濃大町)から〕
長野駅・信濃大町駅
↓ バスで長野駅から1時間45分、信濃大町駅から40分
扇沢
↓ トンネルバスで16分
黒部ダム
↓ 徒歩15分
黒部湖
↓ ケーブルカーで5分
黒部平
↓ ロープウェイで7分
美女平
↓ トンネルバスで10分
室堂
単純に所要時間を足し算すると、富山から1時間57分(特急理容の場合)、信濃大町から1時間18分と、それほど遠くないように見えますが、夏の間は平日でも混雑し、乗り継ぎの都度、並んで待たされます。
私が行った時は9月の連休初日でしたが、夜行バスで扇沢に朝6時に着いたにもかかわらず乗車券売り場は既に長蛇の列。切符を買うだけで1時間以上並ばされました。
富山・長野どちら側から入る場合も3時間程度(ピーク時はそれ以上)かかることを覚悟してください。
Googleマップは登山には不向きですので、登山地図をご用意ください。
Webではヤマケイオンラインの地図サイトを参考にしていただくとよろしいかと思います。
ヤマケイさんのコースタイムでは、
室堂→雄山山頂(立山頂上峰本社):2時間20分
雄山山頂(立山頂上峰本社)→室堂:1時間40分
で、私が実際に登った時もほぼコースタイムどおりでした。
ただし、登山経験や体力、天候等、さまざまな要因により、これより長時間を要する可能性があります。
・山中で日が暮れるとたいへん危険
・バスの最終便(17時過ぎ)を逃すと帰る手段がない
(バスの時刻表)
といったことを考慮し、余裕をもって遅くとも16時までには室堂に帰ってこられるよう計画してください。
三社めぐりの参考コース(富山発着)
2日目:
室堂(できれば早朝発。朝食は山の上でお弁当を)
↓ 徒歩2時間20分
【参拝】立山頂上峰本社
※可能なら立山最高峰の大汝山まで登っておきたい(往復1時間)
↓ 徒歩1時間40分
室堂
15:00発
↓ 立山高原バス
15:50着
美女平駅
16:20発
↓ 立山ケーブルカー
16:27着
立山駅
16:50発
↓ 特急 電鉄富山行き
17:40着
富山駅
少々長くなり失礼しました。
それでは、お気をつけてお出かけくださいませ