練馬区民枠(定員3000名)で申し込み、一昨日(2023/11/21)当選通知のありました「練馬こぶしハーフマラソン2024」。
私の家は周回コースの内側にあります、ってぐらい「ど地元」のレースなので、そもそもコース上に「知らない道」は1つもありません。なので私にとってコースに新鮮味はありませんが、地元の大会で走れるっていうのが嬉しいんですよね。
本番はまだ5か月も先ですが、なんだか待ちきれず試走してまいりました。
ほぼコースどおりに走ったつもりでしたが、fitbitアプリの記録では22.02km。
1km弱、長めに出てしまいましたが、fitbitの計測誤差のほか、信号待ちのあいだにじっとしていなかった分などが積もり積もって1km弱の誤差が出たのでしょうかね。公式サイトの地図と突き合わせてみましたが、走ったルートに間違いはないはずです。
それでは試走レポートにまいりましょう。
朝の6時半。
自転車で光が丘公園にやってまいりました。
今朝は寒さも緩んで、絶好のジョギング日和です。
陸上競技トラックを囲むように、多くの方々がラジオ体操中でした。
100人ぐらいいるようですね。早朝からみなさまお元気でなによりです。
私も便乗して準備運動。
ラジオ体操って、真面目にやると結構効きますよね。
体操で体も温まったところで、スタート地点に移動します。
このあたりは桜が多いので、大会の頃はきっと花盛りでしょうね。
いまはすっかり冬景色です。
6時42分、ひとりマラソン大会、スタートです。
ここに帰ってくるのは2時間半後。歩かず戻ってこられるかな。
まずは公園内の芝生広場を半周します。
大会当日、5千人÷3組のウェーブスタートですから、このあたりは渋滞でしょうね。
先は長いですから、あせらずのんびりまいりましょう。
明るい芝生広場の外縁路を2回右折すると雰囲気が一転、鬱蒼とした林の中を行く道になります。
頭上から賑やかに聞こえてくる鳥たちの声を楽しみながら進むと、まもなくスタートから1km地点。まだまだ先は長いね~!
明るい並木道に出てくると、そろそろ公園内の道も終点です。
このあたりまでに渋滞が解消されているといいですけど、どうでしょう。
光が丘公園東北角の「赤塚口」で公園の外に出て「光が丘西大通り」を進みます。
大通りという名前ではありますが、2車線(片側1車線ずつ)の道です。
400mほど先から緩い下り→上り返しになりますが、まだ余裕ですね。
しばらくは光が丘公園に沿って、その先では光が丘団地内の「四季の香公園ローズガーデン」に沿って走ります。緑の多い、気持ち良い道が続きます。
このあたりにはゴール近く(18~19kmあたり)で戻ってきて、四季の香公園内を走る機会があります。そのときに花や緑を楽しめる余裕が残っているといいな…。
光が丘団地交差点を左折し、光が丘大通りに入ってまいりました。
地元民としては、大会当日、光が丘団地のメインストリートというべきこの道を埋め尽くすランナーの一人になれることが楽しみでたまりません。
今日は車道に出られませんので、おとなしく歩道を東へ進みます。
光が丘最大の商業施設、光が丘IMAの前を通過。
まだ早朝で開店前ですので、人の姿はまばらです。
このあたり、大会当日は応援の方もきっと多いことでしょう。がんばれー!って声援を受けながら走れるのがとっても楽しみです。
光が丘駅前ロータリー前で折り返し、今度は西へと向かいます。
折り返し点から750mほど進めば、このレース最初の関門となる高松関門です。
スタートからだいたい8分30秒/kmペースで走ってくれば間に合う計算ではありますが、スタート地点の混雑や、直後の渋滞などで思わぬ時間ロスもあるでしょうから要注意ですね。
高松関門のすぐ先を左折、ここからは笹目通りを進みます。
笹目通りは、荒川に架かる笹目橋を経て埼玉県へと向かう幹線道路です。
大会当日も車両通行止にはなりません。歩道寄りの1車線のみがマラソンコースで、中央車線寄りは車が走ります。普段からトラックの多い道ですから、うっかりはみ出したりしないよう、注意して走りましょう。
ホテルカデンツァ東京の前を通過。
練馬こぶしハーフマラソン2024出走権付宿泊プランなんて素敵なプランが提供されているんですね。ちょっと贅沢して前泊してみたい気もしますが、地元民が使ってしまっては必要な方にご迷惑ですね。そもそも、ここに泊まるより、自宅からの方がスタート地点に近いですし。
遠方からご参加の方、いかがですか。
谷原交差点に到着。
左折して目白通りへと入ります。
笹目通りと同じように、歩道寄り1車線のみがマラソンコースです。
関越自動車道の練馬インターと直結している、大型バスやトラックが行き交う道ですから、引き続きご注意くださいませ。
谷原交差点からは緩い下り坂。たったったっ、と気持ちよく下ってまいります。
下りきったところが谷原関門です。関門閉鎖ぎりぎりの方は頑張って~!
谷原交差点から300mほどで高松関門です。
谷原関門から陸橋下関門までの3.3kmは、ほぼ平坦な道です。
その先は急なアップダウンが待ち構えていますから、ここで頑張りすぎず少々控えめにまいりましょう。
谷原関門から700mほどで、石神井川に架かる「練馬大橋」を渡ります。
走れば十何歩ほどで渡れるぐらいの橋の名前が「大橋」というのもなんだか妙な感じですね。東急田園都市線の駅名(池尻大橋駅)にもなっている、目黒川に架かる「大橋」も短い橋ですが、ここもなかなかいい勝負です。日本中で一番短い「○○大橋」ってどこなんでしょう?
練馬大橋からは目白通りを離れ、石神井川に沿って下流へと向かいます。
ここから1kmほどは、川の右岸を進み、左岸を戻ってくる「往復コース」で、私より足の速い人たちが戻ってくるのを眺めながらの走りになります。本番の日、「がんばれー!」とか手をふれるぐらいの余裕は残っているでしょうか…。
このあたりは私にとって、毎朝のジョギングコースであり、野鳥撮影スポットでもあります。コンクリ護岸の都市河川ではありますが、鳥たちにとっては貴重なオアシスなのです。
ほら、さっそくコサギさんを見つけました。
今日、川沿いを走っている間だけでも、ほかにハクセキレイやカルガモ、マガモなどを見かけました。
他にも普段から、カワセミやアオサギ、ダイサギ、コガモなどを見かけることもよくあります。
大会当日は人が多いので、鳥たちは逃げてしまうかな?
川沿いの道を1kmほど進み、練馬城址公園前の石川橋を渡ります。
練馬城址公園は、としまえんの跡地に整備中の公園で、2023年5月1日に一部開園したばかりです。
前回の大会(練馬こぶしハーフマラソン2023)のときはまだ開園前でしたので、公園内には入れず石川橋で折り返すコースでしたが、今回は公園の中に入っていくようにコースが設定されています。
練馬城址公園の園内を走るといっても、公園の西端をくるっと400mほど走るだけで、すぐに石川橋へと戻ってきます。
未開園のエリア(石神井川の南側)は2029年度までに開園予定だそうですので、その頃にはまたコースが見直されるのかもしれませんね。
石川橋に戻ってまいりました。
先ほどとは対岸を、今度は上流へ向かって走ります。
当日は私より後ろから練馬城址公園を目指す人たちに手を振りながらの走り… いや、そんな人はいないかもしれない。
ちょっと心配なのが、春先、急に暖かかくなった日など、川に沿って一斉に蚊柱が立ったりすることがあるんですよね。
私の日々のジョギングでは、そんな日はこの道を避けるのですが、大会当日は勝手にルートを離れる訳にもまいりませんよね。用心のため、ポケットにマスクを1枚入れておいた方が良いかもしれません。
石川橋から石神井川沿いに1kmほど戻ったところが陸橋下関門です。
この先、急な上り→下り→上りが続きます。
できれば、余裕を残して通過しておきたいところです。
陸橋下関門からは、石神井川から離れて、環八通りを北東方向に走ります。
この先の坂がちょっとキツいんですが、頑張って上りましょう。
頭の中で「暴れん坊将軍」のテーマがエンドレスに回り続けております。
なぜその選曲…。
本番では、ここから練馬春日町トンネルに入ります。
トンネルといっても、ここに山があるわけではございません。練馬春日町駅前の平面クロスを回避することにより、渋滞防止・通過所要時間短縮を図るとともに、周辺の住環境への影響を抑止するために設けられた、約1kmのアンダーパスです。
普段は歩行者進入禁止のトンネルを走れる、練馬こぶしハーフマラソンのハイライトの1つですね。
今日は当然入れないので、側道を走って1km先の出口を目指します。
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