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訪問日 2015年9月23日
薬種商。
やくしゅしょう、と読むんだそうです。
いわゆる「富山の薬売り」さんですね。
明治初期の商家が、そのまま博物館になっています。
館内には昔の製薬の道具がいっぱい。
薬研(やげん)とか、時代劇でときどき見ますよね。
薬の材料がずらり。
ちょっと難しめの展示ですが、草の根とかイモリの干したのとか熊の胆とか何かの動物の糞とか、えーっこんなのが薬の材料なの~ってのが並んでいるので、意外に子供たちにも楽しめます。
江戸城腹痛事件、とな?
なになに、江戸城内で腹痛を起こした三春藩の殿様に、富山の殿様が携帯していた薬を分け与えたところ、あっという間に痛みが消えて、その場に居合わせた大名たちから評判が広まって富山の薬が有名になった・・・と
富山の薬売りの方が持ち歩いた薬箱。
上が昔の、下は現代のですね。
こちらは薬の容器。
貝に入った膏薬とか、辛うじて遠い記憶にあります。
私の世代が最後、というより、私の世代でも見たことない人のほうが多いんじゃないかな
そして時代は移りまして・・・
お、だんだんカラフルになってきた。
このあたりでもまだ何十年前?
そして現代ですね。見慣れた薬箱が並びます。
さすがに洗練された感じがしますね
なかなか盛りだくさんな展示で、家族一同、思った以上に楽しめました。
富山にお出かけの際は、是非お立ち寄りくださいませ