野鳥を撮りながらジョギングを楽しむ「鳥ラン」。
梅の季節もそろそろ終わりです。名残りの梅と、梅に集まるメジロさんを追って、練馬の梅の名所を巡ってまいりましょう。
練馬高野台駅近くの長命寺からスタート。
参道の梅を撮っていたら、参拝帰りの奥様に「先週ぐらいは枝垂れ梅がきれいだったんですよ~」と声をかけられました。まだ花は残っていますが、来るのがちょっと遅かったでしょうか。先週はここに来なかったのでちょっと残念。来年こそは、見頃に来るぞ~。
梅とメジロさんの名コンビが見られるのも、今年はそろそろ終わりでしょうか。
1か月ほどの間、楽しませていただきました。ありがとうね~。
長命寺の南西、石神井川の山下橋へと走ってまいりました。
オオバンさんが3羽ほどで橋のまわりを行ったり来たり。
3月に入って、そろそろ水温も上がってきた頃でしょうか。暖かくなるにつれ、美味しい水草も育ってくるでしょうから、水辺の鳥には嬉しい季節になりますね。
山下橋のすぐ川下には2本の白梅があります。
たくさんのメジロさんが枝から枝へ、蜜を集めて忙しく飛び回っていました。
ここの梅は長命寺よりもちょっと遅めで、まだ満開に近い散り始めぐらい。盛りを過ぎた周辺の梅園から大挙して集まってきたのでしょうか、かなりのメジロさん密度です。
だからでしょうか、そこらじゅうでメジロさん同士の小競り合いが始まって、なかなか落ち着いて写真を撮らせてもらえません。おーい、追いかけっこはそれぐらいにしましょうよ。お互い、もうちょっと譲り合いの精神を発揮してくれませんかね~。
昨晩のみぞれ模様から一転、すっかり晴れわたって今朝は絶好のジョギング日和です。
陽あたりのよい川辺のデッキを走るのはとても気持ちいいですね。
のんびり鳥たちの姿を探しながら走り、山下橋から下流に3つめの平成みあい橋に到着です。
なんだかいかにも健康優良児って感じのジョウビタキさん。つやつやですね~。
この小さな体で、まもなく日本海を渡ってチベットやモンゴル方面に帰っていくのですから、今のうちにしっかり栄養をとっておかなければいけませんね。頑張って~。
コサギさんの後頭部からのびる、二本のアレ。
冠羽っていうそうですけど、いわゆるアホ毛に見えてしまう…
でも、コサギさんの世界では、やっぱりこんな感じで、長くてぴんと張っているのが男前なんでしょうかね。
富士見橋の下にいたキセキレイさん。
今日もハクセキレイさんと追っかけっこに励んでおります。
ちょっとだけキセキレイさんの方が体が小さいのかな、少々劣勢の様子。がんばって~。
目白通り沿い、竹橋の先で垂直の壁に器用に爪をかけてとまっていたジョビ子さん。
そんなところにとまらなくても、安定した場所はいくらでもあるでしょうに。近くの木の枝とか。
でも、見通しの良いここが安全で安心できるんでしょうかね。
高松橋までは石神井川に沿って走ってまいりました。
ここからは川沿いの道を離れ、田柄方面に梅林を巡ってまいります。
まずはもちのき憩いの森。
満開は過ぎているものの、まだ華やかさが残っています。
鳥たちの声も、園内に入る前から聞こえてまいりました。
ここのメジロさんも忙しそうです。
ときどきヒヨドリさんがどすーんとやってきて、メジロさんを蹴散らしにかかりますが、めげずに別の枝に移って蜜集めに精を出しています。がんばって~。
続きまして、すぐ近くの南高松の森緑地です。
ここはもちのき憩いの森に比べて、梅の木の本数も少なく、メジロさんも2羽しかいませんでしたが、その分、ヒヨドリさんに追われることもなく、のんびりした雰囲気です。
あえてここを選んだメジロさん、賢いですね。
メジロさんがつやつやなのは、梅の蜜の美肌効果?(肌じゃないけど)
たっぷり栄養をとって、内臓も元気なおかげでしょうね。
その先、中ノ宮竹林公園の梅は、若干残ってはいるものの、見頃をかなりすぎていて、メジロさんの姿は見られませんでした。早々に見切りをつけて次にまいりましょう。
最後は田柄梅林公園です。
散りゆく梅を、メジロさんたちはどういう想いで見ているんでしょうね。
名残の梅を追って、ここでも忙しそうなメジロさんたちでした。
空中で急旋回。
網のように枝が張り巡らされている梅林を、身軽に自由に飛びまわれるのは流石ですね。
カメラの充電が切れましたので、本日の鳥ラン、これにて終了。
最後までお読みいただきありがとうございました。