• お散歩パンダ.com – お散歩パンダのおでかけレポート
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    [PR]
    諸国一の宮 (日本精神世界の旅) [ 入江孝一郎 ]

    価格:1848円(税込、送料無料) (2022/11/11時点)
    一家に一冊。全国すべての一の宮について、ご祭神、由緒から地図・アクセスに至るまで、参拝にあたり押さえておくべきことはしっかり網羅されていて、諸国一の宮巡りを志すなら必携の一冊です。コンパクトサイズで持ち歩くのも邪魔になりません。お出かけ前にまずはお手元にご用意くださいませ。

    下総国は、概ね現在の千葉県の北半分にあたります。
    その北東部にある香取神宮は、現代の地図では内陸にあるように見えますが、神社の北側、利根川両岸に広がる農地は江戸期以降の干拓でつくられたもので、それ以前は「香取海」と呼ばれる広大な内海だったそうです。

    創建当時、海を挟んだ対岸の丘陵上に建てられたのが、常陸国一宮である鹿島神宮で、祭礼では今でも船を使った両神宮の神さまの交流が行われています。現代では香取神宮と鹿島神宮を巡拝される際には、広大な田んぼのなかを走る電車に揺られて移動することになりますが、その際は、かつてはここを船で渡ったのだと、昔の旅人たちが目にした風景に思いを馳せてみてくださいませ。

    というわけで、今回は香取神宮へのアクセスのご紹介でございます。

    香取神宮に電車・バスで行くには

    香取神宮に電車・バスで行くには、

    1. JR香取駅から徒歩
    2. JR佐原駅からバス
    3. 東京駅から高速バスを利用

    の3つの手段がございます。
    お隣の常陸国一宮 鹿島神宮に続けて巡拝される際は、佐原駅または香取駅からJR鹿島線をご利用ください。

    なお、「2. JR佐原駅からバス」については、以前当ページで「千葉交通神里線のバス」をご案内していたのですが、こちらは2024年9月で廃止されてしまいましたのでご注意ください(コミュニティバスの香取市循環バスは引き続き利用可能です)。

    [PR]
    HOSTEL Co−EDO

    香取神宮への拠点、佐原の街中にあるお宿です。二段ベッドのドミトリーなら1泊3,900円から。個室もあるのでプライベート空間を大切にする方も安心です。 伊能忠敬の故郷で、古い町並みも残り小江戸として知られる佐原。香取神宮のお参りだけで帰るのはもったいない。鹿島神宮へも5駅20分と便利ですから、是非佐原で1泊して、ゆっくり楽しまれてはいかがでしょうか。


    1. JR香取駅から徒歩

    電車で行く場合、香取神宮の最寄駅はJR「香取駅」ですが、ここからだとバスがありません。
    駅から神社まで、里山の風景を眺めつつ、2kmほど歩くことになります。
    なお、駅前にも途中の道すがらにも、食べ物を買ったり休憩したりできそうな店などはありません。春や秋はいいですが、夏は炎天下、汗だくになること間違いなしです。
    できればバスの便がある、次項で紹介する「佐原駅」から向かわれることをお勧めします。

    香取駅からの道順は次のとおりです。

    • 香取駅を出たら左へ進みます。
    • 400m先の突き当たり(「←香取神宮」の看板がある)を左折します。
    • 700m先の「香取」交差点に「↑香取神宮」の看板があるので、これに従って直進します。
    • 「香取」交差点の次の角(150m先)に「←香取神宮 香取駅→」の道標があります。
      道標は、香取神宮へは直進するよう示していますが、道標には従わずに左折します。
      (道標に従うと遠回りになります)
    • 600m先の交差点に「←香取神宮奥宮」という看板があります。
      矢印は直進方向を示していますが、この看板には従わずに左折します。
    • ここからが香取神宮の「旧参道」です。直進し、150m先の短い階段を上れば香取神宮境内です。

    2. JR佐原駅からバス

    東京駅
     ↓(JR総武本線・成田線快速1時間)
    成田駅
     ↓(JR成田線50分)
    佐原駅

    佐原駅からは、駅前の「2番」バスのりばから、コミュニティバスの香取市循環バスに乗り「香取神宮」バス停で下車します。バスの所要時間は15~17分です。
    「香取神宮」バス停は参道入口にありますので、「歓迎 香取神宮」のゲートをくぐって道なりに進めば10分ほどで香取神宮に到着です(→ 境内案内図)。

    なお、平日と土曜・休日とで乗るバスが異なりますのでご注意ください。

    平日に乗るバス

    平日は「佐原市街地(東側)ルート」に乗ります。
    「左回り」「右回り」の2種類がありますが、どちらでもOKです。
    本数は少なめ(2025年1月現在、左回り・右回り合わせて1日7本)ですので、あらかじめ時刻表を調べてからお出かけください。
    香取市循環バス時刻表

    土曜・休日に乗るバス

    土曜・休日は「休日周遊ルート」のバスに乗ります。
    本数は1日16本あって便利です(2025年1月現在)。
    香取市循環バス時刻表

    3. 東京駅から高速バスを利用

    東京駅発で、香取神宮への参拝に使える高速バスは、次の2系統があります。

    • 関鉄グリーンバス「あそう号」を利用
      神社最寄りの「香取神宮」バス停まで直行できる便利なバスです。
      以前は当ページでもおすすめとしてご紹介していたのですが、年々本数が減少し、2025年1月現在、参拝に適した昼間の時間帯に、最寄りの「香取神宮」バス停に停車する高速バスは「土曜・休日のみ1日1本」(平日は無し)になってしまいました。
       
    • 千葉交通「銚子東京線(小見川ルート)」を利用
      香取神宮から1kmほど離れた「佐原香取」バス停に停まる高速バスです。
      こちらも本数は少ないのですが、平日も運行されています。

    いずれも東京駅八重洲口地下の「バスターミナル東京八重洲」から乗車します。
    地上(八重洲口駅前ロータリー)にある「JR高速バスターミナル」(※鹿島神宮へのバスはこちらから出る)ではありません。間違いやすいのでご注意ください。

    3-1 「香取神宮」バス停まで直行
    (東京駅から「鉾田行き」高速バス「あそう号」を利用)

    2025年1月現在、参拝に適した時間のバスは、土曜・休日のみに運行されている次の上下各1本のみです。東京発で参拝するのみなら、このバスに合わせて計画されるのも一案かと思います。
    →関鉄グリーンバスのWebサイトへ

    • 東京駅 9:50発 → 11:50 香取神宮着(平日運休)
    • 香取神宮 15:06発 → 16:40 東京駅着(平日運休)

    なお、当サイトではダイヤ改正の情報をフォローできませんので、ご利用の際は必ずご自身で、関鉄グリーンバスのWebサイトにて時刻表をご確認ください。

    「香取神宮」バス停は参道入口にありますので、「歓迎 香取神宮」のゲートをくぐって道なりに進めば10分ほどで香取神宮に到着です(→ 境内案内図)。

    3-2 「佐原香取」バス停から歩く
    (東京駅から「銚子行き」高速バスを利用)

    東京駅から銚子行きの高速バスは、経由地の異なるいくつかの系統があります。
    「佐原香取」バス停を経由するのは「小見川ルート」「佐原・小見川ルート」のバスのみですのでご注意ください。
    千葉交通のWebサイトへ

    • ご参考
      上記のほか「佐原ルート」のバスは「佐原香取」バス停を通りませんが、「佐原駅」を通りますので、駅で降りて前述の「2. JR佐原駅からバス」にて向かうことも可能です。
      ご希望の時間帯に「小見川ルート」「佐原・小見川ルート」の運行がなければ、こちらのご利用もご検討ください。

    「佐原香取」バス停から香取神宮へは徒歩15分ほどで、道順は次のとおりです。

    • 「佐原香取」バス停でバスを降りたら、バスの進行方向と反対(東京駅へ戻る方向)へ進みます。
    • すぐ先の「佐原香取インター入口」交差点を右折します。
    • 600m先に「香取神宮第三駐車場」の看板があるので、ここで左折し、駐車場内に入ります。
    • 駐車場内を突っ切り、反対側の出口から道路に出て、少し(30mほど)右に進んだところに「香取神宮直進」と書かれた看板があるので、これに従って進めば香取神宮に到着です。
      →「香取神宮第三駐車場」からの道順は境内案内図も参考にしてください。
       (第三駐車場は図の右下にあります)

    それでは、お気をつけてお出かけくださいませ。


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA