訪問日・・・記録に残っていませんが、他にも何回か行っているはずです。
(2回目) 2012年5月3日
自動織機に始まり、クルマで世界を席捲したトヨタグループの技術の歩みが学べる展示館。
そう言うと固い感じですが、子供がさわって楽しめる展示もたくさんあって、我が家では名古屋に行ったときに遊びに行く定番です。
まず最初は、自動織機の展示室です。
産業革命の頃の復元機器から、コンピューターを駆使した最新の機器まで。
大正時代に建てられた工場をそのまま使っているという広いフロアに、どれだけ見ればいいんだと目移りするほどたくさんの紡績・織物の機械が並んでいます。
こちらは明治時代の「ガラ紡」。
ハンドルを回すと、ガラガラを音を立てて綿糸が紡がれていきます。
回すたびに、目の前で綿の入ったポットから糸ができて、次々に上のボビンに巻き上げられていくので、大人も子供たちも興味津々です。
あと、写真が無くて残念なのですが、「ケイの飛び杼(とびひ)」とか記憶にありませんか?
中学だか高校だかの世界史の授業で、「産業革命を代表する技術」と習ったものの、どんな形でどんな働きをするのか、何がすごいのか、全くわからないままに丸暗記した「とびひ」。
ここにはその「飛び杼」の機械(復元)があって、実際にその動きの実演が見られるのです。
なんだか感動してしまったのだけれど、あぁ~、その感動がうまく伝えられないのがもどかしい
自動車の展示室には、ミニカーが作れる工作コーナーなどもあって、車の好きな子供たちは広い館内を楽しく走り回っていますが、うちの場合はそろそろ次のコーナーが気になり始めて、自動車の展示室はいつも早足で通り過ぎてしまいます。
で、お目当ては、その先にある「テクノランド」。
動力のしくみなどが手で、足で、目で楽しめる、まさにうちの子供たち好みの科学館です。
長男に言わせると、「改装前のほうが楽しかった」って。
確かに、以前は実際に動かす楽しみが多かったのが、ちょっとテレビゲームっぽいのが増えたかなぁ。
でも、今の新しい展示も、子供たちの歓声に包まれています。
大人と子供、両方の知的好奇心を満たす、楽しい博物館です。
見学時間は少なくとも2時間は見ておきましょう。うちの場合は半日ここで遊べます
名古屋駅から近いのがありがたいですね。
近くのノリタケの森などと組み合わせて、お出かけの計画に入れてみてはいかがでしょうか。