野鳥を撮りながら、東京・練馬区の石神井川に沿ってジョギングを楽しむ「鳥ラン」。
前回から2か月近く間が空いてしまいました。桜の花が残っていた川沿いの歩道も、きっとすっかり夏の装いでしょうね。それでは行ってまいります。
気がつけばあと2週間ちょっとで夏至。すっかり夜明けが早くなりました。
朝5時、上新田橋からスタートです。
梅雨入りを前に、アジサイが見頃を迎えています。
春の桜並木が見事な石神井川ですが、そのほかにも季節の折々に、さまざまな花が私たちの目を楽しませてくれます。
水辺で休憩中のマガモさん。
今日の鳥ランでは、この特徴的な青首さんを3か所で見かけました。
本来、マガモさんは冬鳥のはず。北へ帰る時期はもうとっくに過ぎているように思われるのですが、これから出発するのか、それともこのまま夏を越すつもりなのでしょうか。
東京の夏は厳しいよ。頑張ってね~。
ゴイサギさんが身じろぎもせず、流れのなかをじっと睨んでおります。
動かない鳥というとハシビロコウが有名ですが、わたくし的には動かない鳥のナンバーワンはゴイサギさんだと思うのです。暮らしている環境のせいもあるんでしょうけど、動物園で見るハシビロコウさんは、むしろ「カメラを向けるとポーズをとってくれるサービス精神旺盛な鳥さん」の印象なんですよね。
動かずに背景の一部と化して、獲物が油断して出てくるのを待つゴイサギさん。
一方で、自ら動き、びっくりして飛び出してきた獲物を捕らえるのがコサギさん。
同じ鷺科でも、狩りのスタイルは対照的ですね。
早朝からのおつとめご苦労様です。
浅瀬にたたずむカワウさん。
さざ波に映る黒い影。そこはかとない哀愁を漂わせております。
欄干に立って、鮮やかな黄色の花垣をバックに「撮ってね」とばかりに視線を向けるカルガモさん。
見返りのポーズも完璧ですね。いやぁ、わかっていらっしゃいますなぁ。
川沿い歩道の終点、小ヶ谷戸橋に到着。
今日もここで折り返します。
ゴイサギさんが、昇ってきた朝日を浴びておりました。
先ほど、往路に見た場所から1mも動いていません。「動かない鳥」の面目躍如ですな。
上新田橋まで戻ってまいりました。
本日の鳥ラン、これにて終了です。
小ヶ谷戸橋まで行って帰ってくる間に、川に沿って高速で飛び去るカワセミさんを3回見ましたが、今日は撮るチャンスには恵まれませんでした。残念。また次回ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。