越中国には4つの一宮があります。
なぜ一国に4つもの一宮が並び立つのか。調べてみると8世紀以来の興亡の歴史がありなかなか面白いのですが、そのあたりの解説は他の方にお任せするとして【→(リンク)こちらの解説・考察が興味深いです】、ここではそのうちの1つ、高瀬神社への電車・バスでの行き方をご紹介します。
高瀬神社の最寄駅は、JR城端線の福野駅です。
福野駅から高瀬神社までは、道なりで3.5kmほどです。
手軽に行くなら駅からタクシーでしょうし(駅前にタクシーのりばがあります)、健脚の方なら歩いて行けないこともありませんが(道順はこちら)、できることならもうちょっと近くまでバスで行けると助かりますよね。
そこで、もう少し近くまでバスで行く方法をご紹介します。
北陸新幹線の停まる「金沢」と「新高岡」からの行き方をそれぞれご紹介しますので、前後の行程に合わせて、ご都合のよろしい方でお出かけください。
石動経由(案1)と井波経由(案2)の2ルートがあります。
案1の方が高瀬神社のすぐ近くまでバスで行けて便利ですが、バスが平日は1日4往復、土曜・休日は3往復しかありません(2022年10月現在)。
時刻表を調べて案1のルートで行ったとしても、たいていの場合、ちょうど良い時間に帰りのバスがありませんので、まずは案1をご検討いただき、時間が合わなければ案2でお出かけください。
金沢駅→(IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道で25分)→石動駅→(加越能バス北川行きで40分)→高瀬神社前バス停→(徒歩7分)→高瀬神社
高瀬神社の北に聳える「大鳥居」近くの「高瀬神社前」までバスで行く方法です。
高瀬神社前でバスを降りれば、高瀬神社へは徒歩7分と便利です。
ただ前述のように、石動からのバスの本数がたいへん少ないので、必ず事前に調べてからお出かけください。
リンク:加越能バス時刻表
金沢駅西口→(加越能バス井波行き1時間25分)→井波→(徒歩30分 or タクシー利用)→高瀬神社
高瀬神社の東2kmほどにある井波は、瑞泉寺の門前町として室町時代から栄えた歴史ある町です。
観光で訪れる人も多い井波へは、金沢から乗り換えなしのバス便があります。
案1よりは本数が多いとはいえ、こちらも2~3時間に1本(2022年10月現在)しかございませんので、必ず事前に調べてからお出かけください。
リンク:加越能バス「南砺~金沢線」
井波から高瀬神社へは、次の3つの行き方があります。
お時間、体力、天候などに応じてお選びください。
福野経由(案3)と井波経由(案4)の2ルートがあります。
案3の方が高瀬神社のすぐ近くまでバスで行けて便利ですが、バスが平日は1日4往復、土曜・休日は3往復しかありません(2022年10月現在)。
時刻表を調べて案3のルートで行ったとしても、たいていの場合、ちょうど良い時間に帰りのバスがありませんので、まずは案3をご検討いただき、時間が合わなければ案4でお出かけください。
新高岡駅→(JR城端線で30分)→福野駅→(加越能バス北川行きで7分)→高瀬神社前バス停→(徒歩7分)→高瀬神社
高瀬神社の北に聳える「大鳥居」近くの「高瀬神社前」までバスで行く方法です。
高瀬神社前でバスを降りれば、高瀬神社へは徒歩7分と便利です。
ただ前述のように、福野からのバスの本数がたいへん少ないので、必ず事前に調べてからお出かけください。
リンク:加越能バス時刻表
新高岡駅3番のりば→(加越能バス「庄川町」「小牧」行き1時間)→井波→(徒歩30分 or タクシー利用)→高瀬神社
高岡駅・新高岡駅から「庄川町」行きか「小牧」行きのバスに乗って、途中の「井波」で降ります。
バスの運行頻度は、両系統合わせて1~2時間に1本程度です(2022年10月現在)。
リンク:加越能バス時刻表
高瀬神社は、井波の西2kmほどにあります。
神社までの行き方は次の3つが考えられますので、お時間、体力、天候などに応じてお選びください。
私が2015年9月に越中国一宮4社のうち3社(気多神社、射水神社、高瀬神社)を1日で巡ったときの工程を参考としてご紹介します(電車・バスの時刻は2022年11月の時刻表で組みなおしてあります)。
やや駆け足になりますが、よろしければ参考にしてくださいませ。
※以下、平日の時刻表(2022年11月現在)に基づく行程です。
※ダイヤ改正、廃止等があり得るので、お出かけ前に必ず確認してください。
ご紹介は以上です。それでは、よい旅を!
よろしければコメントもお待ちしております。