野鳥を撮りながらジョギングを楽しむ「鳥ラン」。
前回から少々間が空いてしまいました。外は寒いですが、気合を入れていってまいります。
一昨日、通りかかった公園で梅が開花しているのを見かけました。
梅といえばメジロさんですよね。
この冬いちばんの寒波が来ているそうで、日本中で大雪が降っているらしいですが、東京・練馬は快晴です。少々風が強いのですが、メジロさんたちに会いに鳥見&ラン、行ってみましょう。
本日も、まずは石神井川に沿って走ってまいります。
目白通りの練馬大橋から、下流に向かってスタートです。
川沿いのお宅、ブロック塀にジョウビタキさん。
私なんか撮って何が嬉しいのさ、って顔を向けられてしまいましたが、うん、嬉しいんですよ。何が? って言われると困ってしまうんですけど。
暖かくなってくると君たちいなくなっちゃうでしょ。今のうちに撮らせてよね。
川の浅瀬でコガモさんがひなたぼっこ中。
ぬくぬくと気持ちよさそうではありますが、お腹、冷たくないんでしょうか。
水から上がって、日の当たる土とかコンクリートとかにお腹を当てた方が温かいでしょうに。ここの方が安全、って身を守る本能なんでしょうかね。
川沿いランは、本日は神路橋でおしまい。
今日はカワセミさんには会えませんでした。まぁほんの2~3分しか走っていませんから仕方ないですね。
ここからは石神井川を離れ、メジロさんたちに会いに、梅林のある公園を巡ってまいりましょう。
北側の坂を駆け上がります。
まずは近くの「もちのき憩いの森」から。
毎年、梅の季節になるとメジロさんがたくさん集まるんですよね。
楽しみ~ って… あ、あれ?
全っ然、咲いていないじゃないですか。
つぼみもまだ固いですね。
メジロさんたちの姿も… 見えませんね。やっぱり。
暖かくなったらまたおいでよ、って感じで、シジュウカラさんが目の前の木にとまってくれました。
ありがとう。元気になったよ。
さて次は、1kmほど北にある「中の宮竹林公園」へと走ってまいります。
あそこの梅は、咲いているのを一昨日に見ましたからね。間違いないでしょう。
そうそう、これですよ、これ。
姿が見える前から、ちーちゃらちっちっちー、ってごきげんな声が聞こえてまいります。
いました~メジロさんですね。会いたかったよ~。
4~5羽ぐらいでしょうか、熱心に花から花へと飛びまわっております。
いま五分咲きぐらいかな。同じ公園内でも、他の梅は開花していないのに、この1本だけ妙に気が早いんですよね。品種が違うのでしょうか。ぱっと見た感じでは、同じ梅に見えるのですが、
ひとしきりメジロたちの輪舞を楽しみまして、そろそろジョギング再開。
次はこのあたりでいちばん大きな梅園、「田柄梅林公園」です。
あらら… あんまり咲いていませんね。
期待していたんですけど。
何本かある蝋梅は見ごろを迎えていますが、鳥たちの姿はありません。
ここには毎年来ているのですが、なぜか蝋梅にメジロが集まっているのを見たことがありません。
蜜の味がメジロたちのお好みではないのでしょうか。ちょっと不思議ですよね。白梅や紅梅に比べても、香りは抜群なんですけどね。
白梅はまだ、一分咲きにも満たないぐらい。
この白梅が見ごろを迎える頃には、今までどこにいたの、ってぐらいたくさんのメジロさんが集まってくるのですが、今日はまだいないようです。
待っていれば来てくれないかな~、としばらく粘っていたら…。
梅ではなくて、椿の植え込みに姿を見せてくれました。
メジロさんとしても、まだかな、まだかな~と、梅の様子が気になって見に来たのでしょうかね。
粘った甲斐がありましたが、北風のせいですっかり体が冷えてしまいました。ジョギングを再開して体を温めましょう。
光が丘団地の中に入りまして、次は「夏の雲公園」です。
ここには南の道路沿いに紅梅が何本か植えられていて、日当たりが良いせいか開花が早いんですよね。
メジロさんいるかな?
おっ、いますね。こんにちは~。
青空、紅梅、メジロさん。
この組み合わせ、最高ですよね。
3つがそろった日は、ついつい嬉しくなっていつまでもメジロさんの姿を追ってしまいます。普段はレンズを向けると「なんかヤダ」って感じですぐに飛び去ってしまうのですが、梅の季節だけは結構近くでカメラを構えても逃げません。彼らにとって、梅の季節は年に一度の書き入れ時。「人より蜜!」ってことなんでしょうね。
本日の鳥ランはこれにて終了。
最後までお読みいただきありがとうございました。