赤塚溜池公園は、東京都板橋区の、埼玉県との都県境近くにある、小さな池のある公園です。このあたりの公園にしては珍しく釣りが禁止されていないので、のんびり釣りを楽しむ方でいつも賑わっています。
公園の南側は丘になっていて、ちょっと急な階段を頑張って登れば隣の赤塚城址公園。正しくは「都立赤塚公園(城址地区)」という名前らしいですが、まぁ赤塚城址公園と呼ぶ方が通じやすいでしょうね。
赤塚溜池公園内には板橋区立の郷土資料館と美術館、赤塚城址公園にはその名のとおり戦国時代の豪族、千葉氏の居城だった赤塚城址、また歩いて5分ほどのところには東京大仏で知られる乗蓮寺や赤塚植物園など、周辺は見どころいっぱい。
鳥を目当てに行くというよりは、天気の良い日に、1日たっぷり楽しむつもりでお出かけいただいて、ついでに鳥も撮ってくる、っていうのが良いんじゃないですかね。是非皆さまもお出かけくださいませ。
それでは随時更新、日付順のうろうろ日記、始めさせていただきます。
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赤塚溜池公園にカルガモ親子がいるって聞いて立ち寄ってみましたが、だいぶ大人色に近づいていました。
もうちょっと小さい黄色の頃に見たかったな~。
カメラを向けたら、一斉にこちらに泳ぎ寄ってきました。
餌やりさんと間違われたかな。
ごめんね~。おいしいもの持ってないよん。
この公園には猫さんも住んでいるんですけどね。無事に大きくなってなによりです。
赤塚城址は、このあたりではちょっと有名な梅の名所です。
鳥さん来ているでしょうかね~。
早速メジロさんに遭遇。
あの梅も、この梅も、メジロさんたちでいっぱいです。
とてもよく似合うものの例えとして「梅に鶯」なんて言いますが、梅林でウグイスを見かけることはほぼありません。昔の人がメジロをウグイスと勘違いしてそんな言葉ができたんですよね。
小春日和でカルガモさんものんびりお休み中。
後ろの木立が水面に映りこんで不思議な模様を描いています。ゆらゆら目がまわる~
すぐ近くにある不動の滝公園では、コゲラさんが熱心に木をつついていました。
おいしいもの見つかったかな~。
荒川生物生態園で初めて見たときは「珍しい鳥に会えた~!」ってちょっと感動したんですけど、その後は行く先々でコゲラさんと遭遇。「ギーゥ」って感じの特徴的な短い鳴き声を覚えてからは、おっ、今日もご機嫌だね、ってぐらいの馴染み深い鳥になりました。
季節は梅から桜へ。
メジロさんの姿はすっかり見られなくなりました。いまごろ山里で梅を探しているのかな。
かわりに桜の主になっていたのはムクドリさんでした。
池ではカルガモさんが飛んだり鳴いたり元気にアピール中?
春ですね~。
赤塚溜池公園は、都営地下鉄三田線の終点、西高島平駅から歩いて15分ほどです。道順は地図を見てね。
赤塚城址公園には、赤塚溜池公園から階段を登って1~2分ほどです。
東武東上線の成増駅北口からバスで行くこともできます。
その場合は、国際興業バスの増17系統「区立美術館経由 高島平操車場ゆき」で、区立美術館で降りてください。