冬至から1週間。
早起きして鳥を撮りに出かけたいところですが、まだ夜明けが早くなってきた実感はありません。
春が待ち遠しいね~。
本日は、目白通りと四商通りの交差点近くにある上新田橋からスタート。
今朝は、寒さはそれほどでもありません。
たぶん、2024年最後の鳥ラン。のんびり鳥を撮りつつ、上流へ向かって走ってまいりましょう。
1kmほど走ってまいりまして、高富士橋手前の草陰にコサギさん。
高貴さを感じさせるお姿。
緑の後ろに立つと、羽の白さが際立ちますね。
同じ方向に視線を向ける二羽。なにやら密談中でしょうか。
ムクドリさんは青空が似合いますね。
さらに1kmほど進みまして、山下橋までやってまいりました。
頭上では、花芽をメジロさんが突っついていました。
まだ硬そうだけど、食べられるんでしょうか。
花の季節までまだ少しありますよね。お願いだから、咲く前に全部食べたりしないでよね。
こちらはアオジの女の子かな。
近づくとすぐに逃げてしまうスズメさんたちと比べて、同じぐらい小さな鳥なのに、アオジさんはぎりぎりまで逃げようとしません。
こちらをじっと見て、なにやら間合いを測るのを楽しんでいるような。
私もそれにつきあって、カメラを構えたまま一歩、一歩と近づいてみます。
3m、2m… うーん、さすがに手が届く距離…
たとえ捕まえられそうになっても、身をかわす自信があるんでしょうね。堂々としたものです。
うん、私の負けだな。視線を外して、ちょっと回り道して通り抜けることにしましょう。
その先、茜歩道橋で会えたカワセミさん。
最初、枝かぶりして少々撮りづらい、水面近くの日陰の枝にとまっていたのですが、カメラを向けたら、私の目線とほぼ同じ高さにある、日当たりの良い枝に飛び移ってくれました。
「撮ってね」ってことかな。ありがとう♪
まぁ彼女としては、私の想いなど関係なく、獲物の狙いやすい場所に移動しただけなんでしょうけどね。
上御成橋では、朝のお散歩中の鳩さんたちが私を追い抜いていきました。
最高の天気、気持ちよさそうですね~。
栄橋の先では、キセキレイさんが朝ごはんの時間のようです。
私の目には全く見えませんが、草の陰にはおいしいものがいっぱいなのでしょう。
お食事中、お邪魔しました~。
小ヶ谷戸橋近くにたたずむカワセミさん。
コンクリートの舞台の上で、木彫りの置物みたいにちんまり。
でも、なんにも考えてないふりして、一瞬の後には弾丸のように飛び出して、獲物を攫ってくるのです。食物連鎖って恐ろしいですよね💦
さて、今日はここで折り返します。
松之木橋の手前に、1羽ぽつんとキンクロハジロさん。
たいてい群れで過ごしているキンクロハジロさんですが、仲間とはぐれたのかな。
ぴったり息の合ったカルガモさんたちの演舞。
冷たいでしょうに、よく頭から潜れますよね。
これができるように進化してきたんでしょうけど、野生動物が生き抜いていく厳しさの一端を見るような気がいたします。
茜歩道橋まで戻ってまいりました。
カワセミさん。
往路で見たのとは別の子のようですね。
獲物を捕らえた瞬間を撮りたかったのですが。
カワセミさんも、何度も何度も飛び込んでシャッターチャンスをくれるのですが。
手ブレ、ピンボケ、フレームアウト、露光不足…
積みあがる失敗写真の山。なんとか1枚だけ、飛び上がるところを撮れました。難しいなぁ…。
坂下橋のたもとにジョウビタキさん。
すぐ逃げてしまう他の小さな鳥さんたちと違って、撮るまで待っていてくれることの多い、カメラマンに優しい鳥さんです。本人はそんなつもりないんでしょうけど。
おや、またまたカワセミさん。
今日はよく逢うなぁ。
ぱしゅーん!
獲物に向かって、わき目もふらず飛び込んでまいります。
カワセミさんは、英語では kingfisher というそうですね。まさに漁師の王。
それにしても、たいして水深もないはずなのに、あの勢いでよく怪我しませんよね。
飛び込んで、捕まえて、底にぶつかる前に身を翻して、一気に飛び上がる。
その間、たぶん1秒あるかないか。いつもながら、カワセミさんの運動能力には驚嘆しかございません。
上新田橋まで帰ってまいりました。本日の鳥ランはこれにて終了。
最後までお読みいただきありがとうございました。よいお年をお迎えくださいませ。